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「残された 痕跡を見て 考古学」「いつまでも 楽しくいたい 考古学」  [写真ブログ 奈良]

 日曜日に奈良大学通信教育部文学部文化財歴史学科同窓会による「悠歩の会」に参加しました。去年は太子道を近鉄新ノ口駅から橘寺まで歩き、今年は斑鳩で聖徳太子の都市計画の痕跡を巡りました。講師はもちろん酒井龍一先生です。

 スタートはJR法隆寺駅です。今回は35名程が参加し、斑鳩町内を東西、南北に歩き回りました。

悠歩の会で・・・
悠歩の会で・・・ posted by (C)まこと

斑鳩にて・・・
斑鳩にて・・・ posted by (C)まこと
 まずは、斑鳩東小学校の前を通る道です。これは、綺麗な東西軸線ではなく、北東に軸を持っています。これは、西に20度振れた飛鳥時代の都市計画跡に直交するものだそうです。

斑鳩都市計画の名残・・・
斑鳩都市計画の名残・・・ posted by (C)まこと
 法隆寺国際高校の東には、西に20度振れたような堀があります。この辺りが斑鳩都市計画の南東端で、太子道の始まりとなる場所です。振り返り、JR大和路線の向う側、安堵町の広峰神社の西にある道が現在でも残っている太子道です。地図上でも見ることができます。

 ここから法隆寺を経由して、藤ノ木古墳へ。ここで、昼食になりました。昼食後は斑鳩文化財センターへ。藤ノ木古墳の出土品(レプリカ)を見ました。

法隆寺正面
法隆寺正面 posted by (C)まこと
 法隆寺周辺は、西に20度振れた道だけでなく、7度振れた道もあります。前者は飛鳥時代初期のもので、後者は法隆寺が再建された5世紀後半のものです。斑鳩町内には、この他に町南部に条里制による南北の土地区画もあります。
 奈良盆地で、このような複数の土地区画・利用の痕跡が見られるのは、ここだけではないでしょうか。明日香では、ほとんどが地下に埋もれてしまい、地上にその痕跡がほとんどありません。

法起寺の塔
法起寺の塔 posted by (C)まこと
 法隆寺から歩いて、法輪寺と法起寺へ。
 法輪寺から法起寺へ続く道は、現在では少し北に触れていますが、かつては両寺の南端を通っており、参詣・交通用のだったそうです。
 法起寺は外からでも塔を見ることができます。寺の南東には、少し背の高い垣がありますが、自然な感じの塔を見ることができます。会津八一や有名写真家の愛したアングルだそうです。

 最後に中宮寺跡を見学し、斑鳩の和食さとで懇親会を行いました。

タイトル
 「最上川」がブームですが、私は「考古学」でいきます。
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安く、手軽に良いものを買う そして、それを活用する [写真ブログ 奈良]

 これまで使っていたカメラ(CASIO EXILIM EX-Z1080)の調子が悪くなってしまいました。電源を入れるごとに初期設定の画面になってしまい、撮影の度に日時設定等をしなければならない状態です。これまでも、電源が入らなかったり、撮影中に電源が落ちてしまったりというトラブル(?)があったので、今後のために新たなカメラを買いました。
 価格優先で、画素数の多いものでミドリ電化で探しました。そして選んだのが、PENTAXのOptio RS1000です。1400万画素で7,480円でした。去年の秋か冬モデルで、在庫処分セール品でした。
カメラ性能比較その2(新カメラ)
カメラ性能比較その2(新カメラ) posted by (C)まこと
カメラ性能比較その2(旧カメラ)
カメラ性能比較その2(旧カメラ) posted by (C)まこと
 上が新しいカメラで撮影したもので、下が旧カメラで撮影したものです。旧カメラの方が現地の風景に近い感じがします。一方、新カメラは色が引き締まったような感じになっています。
 旧カメラは、毎回設定をすれば使えるので、予備カメラとして残しておきます。新カメラは逆光撮影や夜間撮影に特化していないため、そのような撮影現場に使うようにします(旧カメラは当時の最高機種で逆光や夜間撮影に特化したものでした)。

 遅れましたが、4月29日に吉野・奥千本へ行った時の記事です。
 当日は吉野神宮の春の大祭や奥千本の桜の見ごろだったので、混雑が予想されていました。混雑を避け、できるだけ奥千本に車で近付くため、下市町の才谷吉野山線を通って行きました。この道、車1台程度の道幅ですが、この日はそれなりの交通量がありました。

吉野の桜(金峯神社)
吉野の桜(金峯神社) posted by (C)まこと
 中千本・上千本を通ったのですが、桜は散っており、奥千本の金峯神社に来て初めて桜がありました。けれど、散り始めでした。

吉野 奥千本の桜
吉野 奥千本の桜 posted by (C)まこと
 西行庵の方へいくと、それなりに咲いている桜がありました。しかし、まともに咲いているのは写真の1本くらいでした。他の桜は散ってしまっているか、散っている最中でした。

 吉野へは、先輩が気まぐれで行きたいと言っており、さらに堀先生が後期の奈良文化論で吉野の話をする時用の桜の写真を撮りたい、私は吉野へ行ったことがない、という3人の意見の一致で行くことになりました。見学中に、天武天皇と持統天皇による吉野の盟約の事や、吉野山の東にある宮滝遺跡に関する話などもしました。金峯神社からは、奈良盆地方面を一望できる場所があるので、古代の人々が自然環境にどのような思いを持っていたのかを議論しながら歩きました。
 宮滝遺跡の南に「象山」というのがあり、地図で見ている間は何と読むのか3人とも分からずいました。しばらくして、吉野山の案内板を見たところ、「Mt.Kisayama」とあり、「きさやま」だという事が分かりました。「きさ」は「ゾウ」(象)の古い呼び方です。

吉野 上千本から下千本を眺める
吉野 上千本から下千本を眺める posted by (C)まこと
 帰りは吉野神宮方面へ降りて行きました。途中で、吉野らしい風景に遭遇しました。これが桜の見ごろの時期だったら、一面に桜が広がり、「現代的吉野の風景」が見られたのでしょう。「伝統的吉野の風景」は、少し前まで奥千本で見られたのですが・・・。
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街でも山でも運転しやすいコンパクトカーで行く奈良の奥地 [写真ブログ 奈良]

 レンタカーで公共交通では行けれない神社等へ行ってきました。
 今回借りたのは、奈良市役所南のニコニコレンタカーのヴィッツです。小回りが利き、細い道の多い今回の旅にはぴったりでした。

 8時に出発し、まずは柳生の「夜支布山口神社」へ。大和に14ある山口神社の一つです。最も見たかった摂社の立磐神社は改修工事中で見られませんでした。また次の機会に・・・。

 次に旧柳生藩家老屋敷の南東の山中にある「天乃石立神社」へ。国道369から神社までの道は細く、ヴィッツで何とか通れる幅でした。
天乃石立神社 参道横の巨石群
天乃石立神社 参道横の巨石群 posted by (C)まこと
 鳥居を入ってしばらく行くと、下の方に巨石が。これら全てに神が宿り、この神社だけで3,123柱を祀っています。

天乃石立神社 前立磐(左)と後立磐(右)
天乃石立神社 前立磐(左)と後立磐(右) posted by (C)まこと
天乃石立神社 前立磐と後立磐の間隔
天乃石立神社 前立磐と後立磐の間隔 posted by (C)まこと
 これまでいくつかの磐座を見てきましたが、これだけ綺麗な断面を持つものは初めてです。
 この磐は、手力男之命が天の岩戸で開いた扉が開いた勢いでここまで飛んできたものだと伝わっています。
 注連縄で囲まれているため、近くで観察できませんでしたが、工具の跡らしきものは見えませんでした。どうすればこの様に分離するのでしょうか。
天乃石立神社内 一刀岩
天乃石立神社内 一刀岩 posted by (C)まこと
 神社奥には柳生新陰流の始祖柳生宗厳が天狗と修行をした際に切ったと伝わる「一刀岩」があります。こちらも綺麗な切断面です。

 柳生から都祁まで移動し、「都祁水分神社」を見ました。目新しい発見はありませんでした。

 次は「都祁山口神社」です。
 持参した奈良市観光マップや道路地図を頼りに神社を探しました。該当地区を何度も行ったり来たりしたのですが、地図上に示された場所に神社がなく、畑仕事をしている人に聞くと、地図が間違っているとのこと。教えてもらった通りに行くと、ありました。帰宅後調べると、Googleマップでは正しい場所に「都祁山口神社」のマークがありました。
 社は通常の神社と変わりありませんが、本殿の裏山に磐座がありました。

 ここで12時になったので、名阪国道で天理市内へ。ガストの「丸ごとトマトをチーズでくるんだハンバーグ」を食べました。トマトうめぇ、日替わりのスープの「キャベツうめぇ」。

 天理に出たついでに「石上神宮」へ。少し思っていた所と違いました。
 天理教本部南の杣之内町にあるもうひとつの「都祁山口神社」へも行きました。が、こじんまりとした神社で、都祁にある方が「山口神社」らしい印象でした。

 「夜都岐神社」、「大和神社」、「大兵主神社」を見た後に県道50号線大和高田桜井線を通り、「笠山荒神社」へ。この道も細く、対向車があるとすれ違いにくい箇所がいくつもあります。ヴィッツで何とかという感じですので、3ナンバー車は待避所のお世話になる回数が多いと思います。
 西から「笠山荒神社」へ入るには、北側にある自動車参拝道を通ります。今回、この道が分からず、南側の辺りで2回Uターンをしました。自動車参拝道の先に広い駐車場があります。
笠山荒神社 北参道
笠山荒神社 北参道 posted by (C)まこと
 北側の参道から入ると、真新しい石灯篭が本殿まで続いています。本殿周辺はいたって普通でした。
笠山荒神社 表参道途中
笠山荒神社 表参道途中 posted by (C)まこと
 南に延びる表参道は、いかにも神社という雰囲気がありました。

 車に戻り、地図を見ると、「笠山荒神社」の東の山中に「高龗神社」「高尾神社」「高麗神社」と言うのがあり、時間もあったので行ってみました。
 県道38号桜井都祁線から細い道に入り、5ナンバー車1台通るのがやっとの道を30分程走り現地に着きました。途中で「道間違っていないか」と何度も心配になりました。思っていたより走り、引き返し難い道でした。
 
 「高龗神社」と「高尾神社」へは行けたのですが、途中で道を間違え、鳥見山に行ってしまいました。引き返すのも勿体無いと思い、鳥見山公園の見晴台まで行きました。
鳥見山 見晴台から南
鳥見山 見晴台から南 posted by (C)まこと
鳥見山 見晴台から西
鳥見山 見晴台から西 posted by (C)まこと
 目の前には伊那佐山(!!)や南奈良の山々が広がり、西には奈良盆地や大和三山、二上山が見えました。西側は、少し霞んでいました。
 
 鳥見山から榛原駅方面へ降り、奈良へ戻りました。国道169号は思っていたより混んでおらず、比較的スムーズでした。7時ちょっとすぎに車を返しました。
 今回の走行距離は172kmで、消費ガソリンは11.96L、平均燃費14.3km/Lでした。

 いつもながら、その他の写真はこちら。
フォト蔵:http://photozou.jp/photo/top/317369
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雪の明日香を歩き、雪夜の奈良でイルミネーションを見る [写真ブログ 奈良]

 昨日(11日)は「毎日カルチャースペシャル ラジオウォーク」に参加しました。
 予報通り、当日は雪でした。前日の夜から降り、朝起きると外が一面銀世界でした。近鉄に乗り、明日香へ向かう途中の車窓は普段見慣れた風景ではなく、まるで北国のような光景が広がっていました。

飛鳥駅前
飛鳥駅前 posted by (C)まこと
 飛鳥駅に降り立つと、周囲はラジオウォークに参加する人たちばかりでした。集合場所の明日香小学校までは歩いて向かいました。

欽明天皇陵前
欽明天皇陵前 posted by (C)まこと
 途中、猿石に寄りました。私の通ったルートは人があまり歩いておらず、ほぼ新雪でした。

 10時半の放送開始前に明日香小学校に着き、本隊と共にスタートしました。私は歩きやすさと安全性を考えて、レインコートを着て歩きました。
カルチャーウォークの途中
カルチャーウォークの途中 posted by (C)まこと
 明日香小学校から高松塚古墳へ向かう途中で明日香村平田の八坂神社を過ぎた辺りです。本隊近くはやはり多くの参加者が歩いており、足元の不安定さもありゆっくりとしたペースでした。ただ、人が密集して、傘を差している人が多く、露先が目の高さにあったので危ない感じがしました、

高松塚古墳
高松塚古墳 posted by (C)まこと
 高松塚古墳はまるでパウダーシュガーのかかったデザートのようでした。

 天武・持統天皇陵を通過して甘樫丘へ。私は途中で昼食のために、本隊一団から離脱しました。
 昼食を終え、甘樫丘へ。本隊が北側展望台にいるため、近道をしました。
甘樫丘
甘樫丘 posted by (C)まこと
 展望台からは雪で覆われた明日香村や橿原市の一部を望むことができました。しかし、天候が悪かったため、大和三山や二上山などは見えませんでした。

 午後は気ままに自由に歩きました。飛鳥寺はこれまで行った中で一番の賑わいを見せてくれました。
酒船石
酒船石 posted by (C)まこと
 酒船石は上部に雪を乗せ、静かに鎮座していました。
竹林
竹林 posted by (C)まこと
 酒船石周辺の竹やぶは葉に雪を付け、幻想的な様相でした。

伝飛鳥板蓋宮跡
伝飛鳥板蓋宮跡 posted by (C)まこと
 飛鳥京も雪で覆われていました。

 この日は両親が奈良に来ており、17時に猿沢池近くで会う予定になっていました。そのため、放送終了より早くに帰ることにしました。

 夜は奈良公園周辺で行われている「しあわせ回廊なら瑠璃絵」を見に行きました。
新公会堂アプローチ なら瑠璃絵
新公会堂アプローチ なら瑠璃絵 posted by (C)まこと
 時間の関係で、浮雲園会場(メイン会場?)のイルミネーションしか見られませんでした。
 東大寺南東の新公会堂のアプローチには竹で作られたオブジェがたくさんあり、LEDで幻想的な雰囲気を作り出していました。

なら瑠璃絵 メイン会場1
なら瑠璃絵 メイン会場1 posted by (C)まこと
 会場(屋外)に入ると、アプローチ以上に多くの光で飾られていました。基本的に白色や青色のLEDがメインでした。雪も積もっており、真っ白なキャンバスに様々な色で彩色されているようでした。

 短いですが、動画もあります。

なら瑠璃絵 動画1 posted by (C)まこと

その他の写真は「フォト蔵」でどうぞ。
http://photozou.jp/photo/top/317369
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「冬空に 燃える火の粉の 巨大故事」「知らずして すぐ帰る人の 勿体無さ」 [写真ブログ 奈良]

 今日は月曜日の振り替え日でした。土曜日ですが、月曜日の日程で授業(講義)を行う日です。国民の祝日が月曜日に当てられ、その分不足するのを補うためです。

若草山 山焼き前
若草山 山焼き前 posted by (C)まこと
 今日、1月22日は若草山の山焼きの日です。上の写真は今日の16時40分に大学教室棟(C棟)4階から撮った、山焼き前の若草山です。
 去年は、文化財学科の特別講義があり、それが終わり、教室を出ると、山焼きが行われていました。学生だけでなく、講師の方や先生方も一緒に見ていました。
 今年は、点火から見ます。

山焼き直前の花火 その2
山焼き直前の花火 その2 posted by (C)まこと
 18時に花火の打ち上げが始まりました。大小色とりどりの花火やスターマインなど約600発が打ち上げられたそうです。

若草山 山焼き点火
若草山 山焼き点火 posted by (C)まこと
 花火が終わり、18時15分に点火されました。

山焼き 点火直後
山焼き 点火直後 posted by (C)まこと
 火が若草山を舐めるように広がっていきます。教室棟4階から山焼きを見ていたのは、私を含め5人ほどでした。デジカメを持っている人は他にいませんでした。「デジカメ持ってくればよかった・・・」と言いながら、携帯電話のカメラで撮影している子もいました。

佐紀池から山焼き その1
佐紀池から山焼き その1 posted by (C)まこと
 本来は佐紀池から見たかったのですが、より空いている所(大学)で優先的に見て、その後移動しました。
 佐紀池には一眼レフカメラの重装備をした玄人カメラマンの方々でいっぱいでした。池のフェンスを越えて、池の縁で撮っている人もいました。
 私が着いたころには、火が収まりつつあり、「残り火」という状況でした。

 一昨年(2009年)は薬師寺周辺、去年(2010年)は大学内、今年(2011年)は大学内と佐紀池と毎年何らかの形で若草山の山焼きは見ています。来年、山焼きは最初から最後まで同じ所で見たいです。まぁ、多くてもあと奈良で見られるのは3回ですが・・・。
 それにしても、大学構内のベストスポットで見ている人は少なかったです。遅い時間でないので、ちょっと待てば素晴らしい光景が見られたのに・・・と思います。
 ちなみに、タイトルは川柳風です。が・・・、センスがないような感じです。
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呼んだかい? そんな気がして 寄り道す  [写真ブログ 奈良]

 とりあえず、2010年の授業がすべて終わりました。といっても、今日は教職の実習で学外でした。

 紛失したと思っていた学生証がスーツのポケットから出てきました。以前、履歴書の写真撮影を学内でした際に提示して、そのままポケットに入れたままでした。見つかって本当に良かったです。

 冬休みの帰省に備えて、奈良県立図書情報館へ本を返しに行ってきました。

 その途中、日葉酢媛命陵を通ると、写真のように、月が出ていました。
日葉酢媛命令と「満月」
日葉酢媛命令と「満月」 posted by (C)まこと

 晴れの夜空に、満月です。とても美しい月だったので、大極殿とのセットで写真を撮りたい思い、いつもの佐紀池の撮影スポットへ行きました。

月と大極殿 その1
月と大極殿 その1 posted by (C)まこと
 ちょっと雲がありますが、雲の向こうから明るい月の見えるの方もいいですね。

夜の大極殿
夜の大極殿 posted by (C)まこと
 夜ライトアップされた大極殿のアップです。上の写真もそうですが、水面が穏やかで、月も大極殿も池に映っていました。
 昼間の大極殿はこんな感じです↓
佐保池から1
佐保池から1 posted by (C)まこと
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装備から自ずと目的地が同じだと分かる、今日の橿原線 [写真ブログ 奈良]

越塚御門古墳 現地見学会の列
越塚御門古墳 現地見学会の列 posted by (C)まこと
 明日香村での越塚御門古墳の現地見学会へ行ってきました。
 朝10時22分の電車に折りたたみ自転車と共に乗り込み、11時5分に飛鳥駅に着きました。現地へ向かい、臨時駐輪場に自転車を置き、越塚御門古墳へ向かうと、写真のような行列でした。現地には、奈良新聞の臨時販売所があり、昨日と一昨日の新聞がセットで売られていました。多くの人が購入していました。

越塚御門古墳
越塚御門古墳 posted by (C)まこと
 1時間10分ほど待ち、見学を開始しました。
 牽牛子塚古墳の南東20メートル程の所に、石室がありました。
越塚御門古墳 石室2
越塚御門古墳 石室2 posted by (C)まこと
 現在の地表面から1.8メートル程下に石室はありました。床石はほぼ完全な形という印象で、天井石は北西の一部が残っていました。床石や残った天井石の大きさからみて、棺を納めるだけの追葬や祭祀を前提としない、一代限りの墓です。牽牛子塚古墳の石室も、越塚御門古墳の石室も南を向いており、また構造も似ているため両古墳は同時期・類似性格を持って築造されたと想像できます。
 見学自体は20分ほどで、臨時駐輪場に戻るとき、見学待ちの列は特養を越えて、2時間半待ちくらいになっていました。この時、13時です。

 飛鳥に来たので、今後の話題作りのために、いくつかの史跡・名所を回りました。
天武・持統合葬墓
天武・持統合葬墓 posted by (C)まこと
 普通なら、2~3分で見学してしまう野口王墓(天武・持統天皇陵)では、王墓周辺の地形や風景を注意深く観察しました。

岡寺山
岡寺山 posted by (C)まこと
 以前はあまり注意して見ていませんでしたが、岡寺山は神名火(神奈備)型をしていました。

祝戸 東展望台
祝戸 東展望台 posted by (C)まこと
 国営飛鳥歴史公園祝戸地区の東展望台からは、飛鳥・藤原の地を一望できました。けれど、ここまで登ってくる階段は、鞍馬山の貴船側登山道並でした。
祝戸 西展望台
祝戸 西展望台 posted by (C)まこと
 東展望台から西へ300メートル行くとある、西展望台からはこのような風景でした。畝傍山を見ることができなかったのが残念でした。

飛鳥坐神社から
飛鳥坐神社から posted by (C)まこと
 飛鳥坐神社で、本殿と飛鳥山口神社に参拝しました。
 神社の石段から西を見ると、写真のように二上山と畝傍山の凹部が重なるようにして見えました。

 土曜日は京都、日曜日は飛鳥と「奈良で学ぶ贅沢」を久々に堪能した休日でした・・・・。そのツケが、日曜の夜に回っていますが・・・。

平城遷都1300年祭 撤去工事中
平城遷都1300年祭 撤去工事中 posted by (C)まこと
 平城遷都1300年祭の平城宮跡会場のパビリオン解体が進んでいます。写真は、せんとくんが毎日登場していたまほろばステージ及び交流広場です。
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人のいない東院庭園は奈良時代にタイプスリップしたみたい [写真ブログ 奈良]

 奈良ファミリー前のダイコクヤドラックで、湖池屋のポテトチップが安売りされていたので、まとめ買いをしてしまいました。
 通常サイズではなく、10%増量中のXLサイズのポテトチップスうすしお味(242g)、リッチコンソメ(242g)、カラムーチョ(235g)の3つです。定価は250円前後らしいのですが、ダイコクヤドラックでは税込200円でした。
 当然ですが、一度ですべてを消費するわけではありません。必要に応じて、その日の他の食事との兼ね合い(脂質の摂取量)を考慮しながら食べていきます。


 先週の火曜日は奈良市の埋蔵文化財調査センターで文化行政の様子を見学していました。

 日本各地で行われている文化財行政を奈良市を例にして、これからの文化財行政を担うであろう私たちにその姿を知ってもらいたいという主旨だと思います。
 発掘で出てきた遺物の調査過程、各種資料の保管、それらの公開といった様子を2時間かけて見ました。年末まで行われている特別展「平城の甍 ‐平城京出土瓦展-」も専門家の解説と共に見学しました。平城京で出土する瓦の変遷や施設ごとにどのような差異があるのか、改めて知ることができました。

 昼前に見学が終わり、学校に向かう途中で平城宮跡の東院庭園へ寄りました。
平城宮跡東院庭園
平城宮跡東院庭園 posted by (C)まこと
 風がなく、水面が大変穏やかだったため、主殿(中央建物)が池に映っていました。
平城宮跡東院庭園 反り橋と主殿
平城宮跡東院庭園 反り橋と主殿 posted by (C)まこと
 東院庭園の北東部にある北東建物近くの紅葉がきれいに色づいていました。紅葉+反橋+主殿が組み合った風景は絶品です。
平城宮跡東院庭園 北施設群
平城宮跡東院庭園 北施設群 posted by (C)まこと
 反橋を対岸から見ても、素晴らしい風景でした。
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B〇〇K〇FFでいろんな人に会う 友人や先生に・・・ [写真ブログ 奈良]

佐保池から2
佐保池から2 posted by (C)もんせ
 平城宮跡大極殿を眺めるのに、この角度はベストポジションです。三笠山(若草山)が、名前の由来通り「三つ重なっている」ようにも見えます。穏やかな時ですと、大極殿が手前の池に映ります。

 今週は比較的時間の余裕があるので、今日(土曜日)の午後に奈良の紅葉を見に行ってきました。

不退寺
不退寺 posted by (C)もんせ
 初めて不退寺に行きました。すぐ近くを通ることは何度もあったのですが、なかなか行く機会がありませんでした。
 本堂内陣の仏像たちは素晴らしく、金曜日に美術史で仏像に関する講義を受けているので、その話を思い出しながら五大明王像を見ていました。
不退寺庭園2
不退寺庭園2 posted by (C)もんせ
 不退寺境内の紅葉もいい具合に色づいていました。

若草山を眺める
若草山を眺める posted by (C)もんせ
 今年の「毎日カルチャースペシャル ラジオウォーク」で歩き、印象に残ったところを通って、東大寺方面へ行きました。奈良高校の近くから写真を撮りました。

大仏池
大仏池 posted by (C)もんせ
 東大寺北側の大仏池へ行くと、風が落ち着き、周辺の風景が水面に映っていました。

吉城園 苔の庭
吉城園 苔の庭 posted by (C)もんせ
 今年も吉城園へ行きました。今回も人が少なく、静かな時間を過ごしました。
 今年は行く時期が少し遅かったり、気候が予想しにくかったりしたせいか、見ごろを逃してしまいました。

 明日は何カ月ぶりかの京都です。
 現在の予定では、蹴上駅→哲学の道→昼食→出町柳駅→鞍馬・貴船というルートです。

 タイトルは伏せ字を使っていますよ~。
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温かなコーヒー、紅茶、緑茶etcを持って奈良を歩こう [写真ブログ 奈良]

解説スタッフをしました
解説スタッフをしました posted by (C)もんせ
 11月7日に行われた「暗越奈良街道ウォーク」の垂仁天皇陵ポイントで案内スタッフを行いました。

 参加者は100名ほどで、5グループに分かれて難波宮跡から平城宮跡まで2日間かけて歩いていました。多くの参加者は歴史好きではなく、歩き好きの方々だそうで、天皇陵についてどこまで話そうか線引きをするのに、少し苦労しました。少なすぎず、多すぎず、ちょうど良いラインを設定して、説明をしました。

垂仁天皇陵
垂仁天皇陵 posted by (C)もんせ
 7日は風があまりなく水面に空や木々が美しく映っていました。

平城遷都1300年祭最終日 朱雀門
平城遷都1300年祭最終日 朱雀門 posted by (C)もんせ
 案内を終えてから、最終日を迎えた平城宮へも行ってきました。午後3時を過ぎたころでしたが、多くの人が平城宮跡会場最後の時を待っていました。

平城遷都1300年祭最終日 大極殿
平城遷都1300年祭最終日 大極殿 posted by (C)もんせ
 午後4時のフィナーレイベントが行われていた、第一次大極殿の様子です。特設ステージでは、アーティストによるライブも行われていました。

 今年の抱負で「⑦平城遷都1300年祭を毎週見学する」としましたが、様々ことが次々と起こり、隔週くらいの見学となってしまいました。
 
秋の平城宮跡
秋の平城宮跡 posted by (C)もんせ
 平城遷都1300年祭は終わってしまいましたが、これからは秋冬の平城宮跡が見られます。第一次大極殿が加わることで、去年まで見られなかった風景が展開されます。
 カメラを手放すことのできない都市奈良をこれからも楽しんでいきたいと思います。
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