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お得なチケットでの探査 安くなって「おいしい」特典も魅力の一つ [写真ブログ 京都]

 「僅かな時間を見つけて」京都市北部探査をしてきました。

 今回は、叡山電車周辺の神社です。
 今回は、電車の乗り降りが多いため、お得な「鞍馬・貴船1dayチケット」を丹波橋で購入しました。丹波橋からなら、出町柳までの往復と叡山電車乗り放題が付いて1320円です。電車だけでなく、優待料金で沿線の施設を利用することもできます。

 まずは、修学院駅で降りて、聖地ではなく、松ヶ崎周辺の神社へ。
末刀岩上神社
末刀岩上神社 posted by (C)まこと
 宝が池公園スポーツ広場の北東にある「末刀岩上神社」(まといわがみ)です。本殿はなく、岩があるだけなので、磐座信仰の地と思われます。説明板等がなく、詳細は現時点では分かりません。

 末刀岩上神社に隣接する歩行者道路を通ると、行きに通過した神社のすぐ脇にでました。「これは偶然」と思い、見学しました。
 新宮神社です。比較的新しい石段を登ると本殿や舞殿があります。松ヶ崎一帯の産土神です。
 これと言って、注目することもなかったので、早々に立ち去ろうとすると、あるものが目に飛び込んできました。諸事情で公にできないのですが、古代の人々の思想観を考える上で重要なものです。あまりに、衝撃的で「なんでこれがここに」と思い、社務所のインターホンを押しました。けれど、返答がなく、後ろ髪を引かれながら昼食へ。

058.JPG
 本日の昼食は修学院駅の南東7分の所にある「ラーメン魁力屋」の特製醤油ラーメン600円です。一緒に写っているチャーハン小は、1dayチケットの特典で無料です。通常のセットですと830円です。
 
御蔭神社本殿
御蔭神社本殿 posted by (C)まこと 
 八瀬比叡山口駅で降り、川を渡り、住宅地等を抜けた山の中に御蔭神社はあります。ここは賀茂御祖神社(下賀茂神社)の祭神の荒御魂を祀っている神社です。
 見学を終え、駅に戻る時に気づいたのですが、この場所は浜松市北区引佐町井伊谷の天白磐座遺跡と雰囲気が似ていました。木と木の間隔が広く、近くに川が流れ、川の向こうには隣の山が迫っている。このような場所が好まれるのでしょうか?
御蔭神社周辺
御蔭神社周辺 posted by (C)まこと
石座神社
石座神社 posted by (C)まこと
山住神社
山住神社 posted by (C)まこと
 岩倉駅で降り、2つの神社へ。石座神社と山住神社です。石座神社は山住神社が遷座した神社です。
 山住神社には本殿などがなく、巨石(磐座)があります。石座神社には磐座らしきものはありませんでした。
 この辺りの地名「岩倉」(いわくら)はこれらの神社や祭祀形態が由来となっているようです。

 さて、本当の目的地の鞍馬寺・貴船神社です。
鞍馬寺本堂前金剛床 2011年2月
鞍馬寺本堂前金剛床 2011年2月 posted by (C)まこと
 今回、見たかったものの一つ鞍馬寺本堂前の「金剛床」(こんごうしょう)です。鞍馬山の教え「内奥に宇宙の力を蔵する人間が宇宙そのものと一体化する」という理想を表現したものです(『ガイドブック鞍馬山』【本堂内で販売】より)。鞍馬一のパワースポットとして、多くの人がこの上に立ってお参りをしていました。気になるのが、中央の三角形です。古代の思想観や宗教観を見ると、「三」に関するものが多くあります(神奈備山、大和三山、〇〇三尊、三ツ石など)。この金剛床の場合、月輪の精霊(千手観世音菩薩【愛】)・太陽の精霊(毘沙門天王【光】)・大地の霊王(護法魔王尊【力】)を表しているとのこと。
 ちなみに、1dayチケットを仁王門(受付)で提示すると愛山料(参拝料)が200円から100円になります。

 本堂から西門、貴船へ。ガイドブック通りなら40分かかりますが、私は20分で到着しました。この日は雪解けや雨の影響で、泥濘がありやや足元が不安定でした。

貴船神社 2011年2月
貴船神社 2011年2月 posted by (C)まこと
 貴船神社で水占みくじをしたところ、大吉でした。願望「のぞみのまゝなり 人の言葉に迷ふなかれ」、学問「安心せよ」でした。恋愛「多くて困ることあり 静かに心を定めてよし」とは一体どういうことでしょうか。
貴船神社奥宮 2011年2月
貴船神社奥宮 2011年2月 posted by (C)まこと
 本殿周辺は雪があまりありませんでしたが、奥宮へ行くと一面雪でした。
 奥宮本殿横にある「権地」(ごんち)には、かの三ツ石があります。以前(2010年11月)来た時に気になり、今回神社の人に聞きました。すると、事前に調べた通りの「社殿改修時の仮殿地」とのことでした。三ツ石ということに何か意味があるのかという問いについては「特に意味はない」との回答でした。けれど、やはり気になります。

 日が暮れてきたので、この日はこれで終わりにしました。
 今回の交通費:出町柳~修学院200円、修学院~八瀬比叡山口200円、八瀬比叡山口~岩倉260円、岩倉~鞍馬320円、貴船口~出町柳410円、京阪丹波橋~出町柳往復640円で通常2030円が1320円。
 お得分:魁力屋のチャーハン無料(230円分?)、鞍馬寺愛山料100円引き、貴船神社記念品(便せん)で約1200円分。
 総歩数:26,303歩

修学院駅周辺と言えば・・・


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奈良寄りの京都 人里離れた寺院で雪化粧をした堂宇を見る [写真ブログ 京都]

 ニュースになってから随分と経った話題をまずはじめに。
 九州南部、鹿児島県と宮崎県にまたがる霧島連峰の新燃岳で噴火が続いています。
 このニュースを聞いて、私の頭に『死都日本』で描かれている情景です。『死都日本』は石黒耀さんによって2002年に書かれた小説です。霧島連峰をつくる巨大火山が巨大噴火を起こす様子をリアリティある描写で表現され、小説の賞だけでなく、著者は日本地質学会から表彰されました。今回の噴火の場所や様子がやや小説と似ている感じがして、今後の展開が気になっています。

死都日本 (講談社文庫)

死都日本 (講談社文庫)

  • 作者: 石黒 耀
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/11/14
  • メディア: 文庫


 もう一つ本の紹介をします。佛教大学教授で宗教学・神話学者の斎藤英喜先生の『アマテラス―最高神の知られざる秘史』(学研新書)です。
 溝口睦子先生の『アマテラスの誕生―古代王権の源流を探る』(岩波新書)がアマテラス成立過程を述べたのに対し、これは歴史時代になりアマテラスが最高神となってからの位置づけを中心に述べています。

アマテラス―最高神の知られざる秘史 (学研新書)

アマテラス―最高神の知られざる秘史 (学研新書)

  • 作者: 斎藤 英喜
  • 出版社/メーカー: 学研パブリッシング
  • 発売日: 2011/01
  • メディア: 新書



 昨日は両親と京都府と奈良県の境にある寺院へ行ってきました。私の運転で。
浄瑠璃寺参道
浄瑠璃寺参道 posted by (C)まこと
 最初は浄瑠璃寺です。前日の雪がまだ残っており、どのような風景が見られるのか楽しみでした。

浄瑠璃寺本堂
浄瑠璃寺本堂 posted by (C)まこと
 浄瑠璃寺東から本堂を見た写真です。穏やかな天候で、水面に本堂が映っています。中之島(?)や屋根に雪が残っており、貴重な写真だと思います。
 浄瑠璃寺は平安時代末に流行した九体阿弥陀堂が全国で唯一残っています。

浄瑠璃寺三重塔
浄瑠璃寺三重塔 posted by (C)まこと
 本堂前から東にある三重塔を見た写真です。心柱が二層目から建てられており、珍しい構造をしています。そのため、初層中央に薬師如来を置くことができるようです。
 境内の配置として、西に本堂(九体阿弥陀如来像)、東に三重塔(薬師如来像)があります。これは、阿弥陀如来の西方浄土と薬師如来の東方浄瑠璃を具現化したものだそうです。

 本堂の参拝もしました。九体阿弥陀を一見すべて同じように見えますが、今期履修した美術史特殊講義で学んだ「定朝(和様)から鎌倉彫刻の変遷過程」を活かした鑑賞をしました。各如来のお顔や衣文の表現などをじっくり見ました。

 浄瑠璃寺の次はさらに奥地にある岩船寺へ向かいました。
岩船寺参道
岩船寺参道 posted by (C)まこと
 奈良時代の創建で中世まで天皇家との関わりを持っていたそうです。
 参拝した時は雨交じりの雪でしたが、3組の観光客がいました。周囲に車がなかったのでバスで来て、歩いての観光だったのでしょうか。
岩船寺三重塔
岩船寺三重塔 posted by (C)まこと
 境内には本堂の他、1442年建立の三重塔があります。2000年から行われた修理によって、美しい丹色で彩られています。屋根に残った雪も相まっていい雰囲気でした。
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京都で母校の雄姿を見る あぁ今の生活に満足・・・ [写真ブログ 京都]

2010年12月26日(日)
 朝8時半に浜松を出発。いつものように東名~伊勢湾岸道~東名阪~新名神~名神を通り、10時半に京都東に着きました。

 まず、私の希望で天智天皇陵を見ました。駐車場の関係で、私だけ降りて見学しました。藤原京朱雀大路の中心軸上に営まれているため、その様子を見てきました。
天智天皇陵
天智天皇陵 posted by (C)まこと

 11時半に京都御所周辺に着くと、何やらマラソンの姿をした人たちがいました。「まさか・・・」とみんなで思っていたのですが、ある店先のポスターを見て確信しました。「全国高等学校駅伝競走大会」でした。これが通常の大会ならば「へぇー、今日なんだ」ですが、静岡県の出場校が私の母校浜松日体高校でした。去年に引き続き2年連続出場だそうです。
 昼食を「肉専科はふう本店」でとり、応援することにしました。場所もちょうど第二中継所付近でしたので。
 12時半に中継所に戻り、浜松日体の選手を探しました。しばらくすると、アップをしている選手を見つけましたが、声は掛けませんでした。13時7分に襷が渡され、走り終わった選手に声を掛けました。

 第二中継所の興奮が冷め上がる前に、私たちは京都市立美術館に向けて歩き出しました。が、母は折り返してきた選手の応援をしたいと弟と別行動になりました。

 私と父は市立美術館で日展を見学し、知り合いの日本画家の絵を鑑賞しました。

 母たちと合流し、蹴上インクラインを通って南禅寺へ行きました。
蹴上インクライン
蹴上インクライン posted by (C)まこと

 母の希望で、サスペンスドラマによく出てくる水路閣を見ました。
冬の南禅寺水楼
冬の南禅寺水楼 posted by (C)まこと
冬の南禅寺水楼下
冬の南禅寺水楼下 posted by (C)まこと
 紅葉シーズンに行った時と違い、人がなく、静かな南禅寺でした。
 ついでに三門の上にも登り、京都市内の絶景も堪能しました。

 南禅寺の後は、知恩院前、八坂神社を通り、辰巳大明神・巽橋を見に行きました。ここも母の希望です。京都サスペンスの聖地です。

 その後、祇園一帯を歩き、鴨川沿いの旅館「KKR京都くに荘」に行きました。

12月27日(月)
 朝10時にチェックアウトをし、鹿苑寺(金閣寺)へ行きました。
 平日の鹿苑寺は海外からの観光客が多かったです。京都の素晴らしさは万国共通ということでしょうか。
冬の鹿苑寺その2
冬の鹿苑寺その2 posted by (C)まこと
冬の鹿苑寺その3
冬の鹿苑寺その3 posted by (C)まこと
 綺麗な青空の下、池の反対側に金閣がありました。背後の森林も相まって、大変美しい風景でした。ただ、池の一部に氷が残っていて、水面に映った金閣は撮れませんでした。

 北山の次は嵐山でした。
冬の渡月橋
冬の渡月橋 posted by (C)まこと
 渡月橋から200m程の所にある駐車場に車を置き、嵐山嵯峨野散策をしました。

 いくつかのショップで買い物をし、昼食。

 野宮神社や落柿舎、二尊院を通り清涼寺へ。本堂内を見るかどうか迷いましたが、結局見ませんでした。その後、大覚寺へ。
大覚寺
大覚寺 posted by (C)まこと
 冬の大覚寺は吹きっさらしの堂宇構造配置にも関わらず、多くの人が訪れていました。
広沢池
広沢池 posted by (C)まこと

 大覚寺の後、漬物を購入し、浜松への帰路につきました。

 駐車場前を通る三条通りをひたすら東進して京都東インターへ。もちろん、一方通行は迂回しました。
 インターに入ると、いきなり渋滞でした。が、10分ほどで抜けることができました。行きの逆ルートで、東名阪はいつも通り渋滞15kmでした。京都から伊勢湾岸道まで3時間かかりました。

 京都に行き偶然にも母校の雄姿を見ることができ本当によい旅行でした。あっ、結果は12位でした。ついでに、今年の箱根駅伝に同級生が選手として出場していました。また浜松日体出身選手もいくつか名前がありました。
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京都駅~出町柳間はバスより自転車の方が早かった  [写真ブログ 京都]

 土曜日に午前中の授業が終わってから、京都へ行ってきました。

 真の目的は、修理に出したパソコンを受け取りに行くというものですが、それだけで京都に行くのでは交通費がもったいない。というわけで、受取時間を20時にしてもらい、それまで京都の神社のいくつかを巡ることにしました。

旅の相棒
旅の相棒 posted by (C)まこと
 今回は久々に折りたたみ自転車を持って行きました。

 京都駅を14時10分くらいに出発し、鴨川沿いの遊歩自転車道をひたすら北上し、14時50分に賀茂御祖神社(下賀茂神社)に着きました。
賀茂御祖神社 糺の森
賀茂御祖神社 糺の森 posted by (C)まこと
 12月ですが、糺の森にはいくつか紅葉している木々がありました。
 糺の森内にある、祭祀遺跡跡や奈良殿神地をじっくり観察し、本殿へ参拝に向かいました。すると、何組かの神前式が行われていました。いいですね。私なら貴船で行いたいものです・・・。
賀茂御祖神社
賀茂御祖神社 posted by (C)まこと

 賀茂御祖神社の次は、賀茂別雷神社(上賀茂神社)です。こちらは初参拝です。
 こちらでも神前式が行われていましたが、一般の参拝客は少なく、場所のおかげもありかなり静かでした。
賀茂別雷神社 御物忌川
賀茂別雷神社 御物忌川 posted by (C)まこと
 賀茂別雷神社では、以前から気になっていた賀茂山口神社と岩本社を重点的に見ました。

 賀茂別雷神社から自転車を走らせ、仏教大学や立命館大学を横目にしながら、太秦へ。今回の最終目的地、木嶋坐天照御魂神社(木嶋神社、蚕の社)へ。賀茂別雷神社からは自転車で50分かかりました。
 保立道久先生の『かぐや姫と王権神話 『竹取物語』・天皇・火山神話』(歴史新書y)や千田稔先生の『伊勢神宮』(中公新書)で、アマテラスやトヨウケ姫を考える上で参考とする神社の一つに挙がっていたため、久々に参拝しました。
木嶋坐天照御魂神社
木嶋坐天照御魂神社 posted by (C)まこと
 けれど、すでに日没となっていたため、あまりよい写真が撮れませんでした。
木嶋坐天照御魂神社 三ッ鳥居
木嶋坐天照御魂神社 三ッ鳥居 posted by (C)まこと
 暗い中にある、三ツ鳥居からは特別なオーラを感じ取れたような気がします。

 まだ時間があったので、一条通を東に進み、じいさま(安倍晴明)の所(晴明神社)へ。
 けれど、現在は境内に塀重門をつくる工事が行われているのと参拝時間を僅かに過ぎていたため、参拝できませんでした。

 夜の京都市内を自転車でうろうろし、20時になったのでパソコンを受け取り、帰途につきました。

 明日は、明日香で越塚御門古墳の見学会へ行きます。
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そういば、ここもあそこも・・・ 現地に忠実じゃないですか!! [写真ブログ 京都]

 行ってきました、秋(初冬?)の京都へ。

 大和西大寺駅から竹田~地下鉄烏丸線~地下鉄東西線と乗り継ぎ、蹴上駅へ。今回はここがスタートです。今回も無料で入れるところを中心に行きました。

 まずは、南禅寺へ。
南禅寺門前
南禅寺門前 posted by (C)もんせ
 最初からクライマックス状態です。境内に入る前の、門前からきれいな紅葉です。
南禅寺三門と紅葉
南禅寺三門と紅葉 posted by (C)もんせ
 三門と紅葉も撮りました。南禅寺は、通過ついでにささっと見学した程度です。
 あっ、映画「名探偵コナン 迷宮の十字路」のエンディングで出てきた建物(南禅寺庫裏)を見かけたので、写真に撮りました。ついでに、去年今年で大旋風を起こした某音楽系アニメのOPに登場した水路閣も見ました。
南禅寺庫裏
南禅寺庫裏 posted by (C)もんせ

 南禅寺北側にある永観堂もちらりと見てきました。参拝受付前にある紅葉だけでも、一見の価値がありました。
永観堂の紅葉
永観堂の紅葉 posted by (C)もんせ
 受付には多くの人が並んでいました。

 哲学の道に入り、「アマテラスとは何か」考えつつ、周囲に目を凝らしながら歩いてみました。
哲学の道1
哲学の道1 posted by (C)もんせ
 途中の道端でカメラをかまえて、水鉢を撮影している人たちがいたので、何をしているのかと近づいてみると、猫の写真を撮っていました。
哲学の道にいた猫
哲学の道にいた猫 posted by (C)もんせ
 毛色の違う3匹の猫がいて、仲良く遊んだり、人に媚びたりしていました。
きっ、君は・・・
きっ、君は・・・ posted by (C)もんせ
 その中の1匹、上写真の猫に見覚えがあります。去年の春、哲学の道で桜を見ていたときに出会った子です。
http://nara-mahorobanet.blog.so-net.ne.jp/2009-03-30
 某所職員に捕まることなく、元気姿を見せてくれました。

 哲学の道沿いにある、法念院の紅葉も美しかったです。去年の春に訪れた時は、人がいなかったのですが、紅葉のシーズンは参拝無料ということもあるせいか、観光客でいっぱいでした。
法念院の紅葉
法念院の紅葉 posted by (C)もんせ

 哲学の道から出町柳駅に向かう途中、今年放送された早口ナレーションの入る声優泣かせアニメに登場した、吉田山に登ってみました。
吉田山
吉田山 posted by (C)もんせ
 登っている途中で、昼になったので上の写真を撮り、百万遍の松屋で豚バラバーベキュー定食を食べました。このタレがごはんによく合うんですよ。生野菜の半分にフレンチ、もう半分にゴマが私流です。

 午後は鞍馬・貴船へ行きました。

 今回は先頭車両の運転席後方に陣取り、紅葉のトンネルの写真を撮りました。
紅葉のトンネル
紅葉のトンネル posted by (C)もんせ
 うん、時期が少し遅かったですね。

 鞍馬寺の紅葉もほぼ終わり、遅色づきの紅葉がいくらか残っている程度でした。
鞍馬寺の紅葉
鞍馬寺の紅葉 posted by (C)もんせ
 その中でも、色づきが良かったのが、本堂前の階段にあるこの紅葉です。
 
 いつものことながら、鞍馬山越えをして貴船へ。一般の人たちの3倍の速さで、山越えをしました。その早さゆえか以前、ある人に「牛若丸かっ!」と言われたことがあります。我々の業界では褒め言葉です。

 貴船は「もみじ灯篭イベント」が行われているため、それなりの人でした。
貴船神社 2010年秋
貴船神社 2010年秋 posted by (C)もんせ
 の割に、参道はこんな感じでした。しかし、本堂前は参拝客でいっぱいでした。
 
 結の社と奥の宮にも参拝し、例の如く二ノ瀬駅まで歩いて行きました。

 貴船口の紅葉を見るのも、毎秋の楽しみです。
貴船口 2010年秋
貴船口 2010年秋 posted by (C)もんせ
貴船口 2009年
貴船口 2009年 posted by (C)もんせ
 上の写真が今年(今日)で、下の写真が去年のものです。去年は11月15日に行っているので、秋らしい写真写りです。今年のはどちらかというと、冬の写真ですね。

 貴船口で電車に乗る人は気づかないのですが、貴船口~二ノ瀬間にも紅葉スポットがいくつかあります。上の貴船口もその一つです。他にも府道38号線(鞍馬街道)沿いにあります。
 その中でもお勧めは、守谷神社です。
知る人ぞ知る・・・?
知る人ぞ知る・・・? posted by (C)もんせ
 二ノ瀬~貴船口間の車窓からもほんのわずかですが、見えます。

 今回、鞍馬・貴船で面白い発見をしたので、今度然るべき所に報告、討論をしてみたいと思います。
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夏と言えば?海、川、プール、そして貴船! [写真ブログ 京都]

貴船神社参道 2010年8月
貴船神社参道 2010年8月 posted by (C)もんせ
 今夏も貴船神社へ行ってきました。

 いつものように、二ノ瀬駅で下車し、平安時代の参詣の雰囲気を体験しようと、貴船口まで約20分歩きました。

 貴船口からは初めてバスに乗って、貴船神社近くまで行きました。

 今の時期の貴船神社は、混雑しているのですが、行ってみると、写真のように参道にいる人が少なかったです。けれど、本殿前は大勢の人がいました。

 これまで参拝で祈願したことのいくつかが叶ったので、そのお礼と新たな祈願をしました。この神社は強力な力があるようで、これまでお願いしたことの8割が叶っています。私が祈願をして、努力した点もあるとは思いますが・・・。

 今の時期は昼間(午後3時)で、ヒグラシが鳴いていました。貴船の神域でヒグラシの鳴き声を聴くと、一般的な印象の「物悲しさ」と共に「畏れ」の念が湧きました。人と自然(神)の領域の違いと言いますか、貴船に関する小説を書くとしたら、ヒグラシが重要な意味を持たせると私は思います。そう、村上作品の「井戸」と同じように。

貴船川その2 2010年8月
貴船川その2 2010年8月 posted by (C)もんせ
 貴船川は季節によって、様々な姿を見せてくれますが、夏の姿が一番美しいです。けれど、雪の貴船に行ったことがないので、もしかすると今冬にでも順位が変わるかもしれません。

おまけ 新京極にて


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久々の京都 貴船に行くのは夏休みになりそう・・・ [写真ブログ 京都]

 サブパソコンが壊れたので、以前お世話になった京都のパソコン修理業者へ持って行きました。
 しかし、修理をすると最低でも30,000円かかるとのことで、HardOffで中古パソコン(OS付き)を買った方が安上がりでしたので、修理を諦めました。株式配当や売買利益等がある程度あるので、金銭面は問題ないです。

 実を言うと、京都の業者を選んだのは、修理預かりや引き取りを口実に、京都探索をするためでもあります。

 今回は、夏の京都。

 四条へ行くと、やはりやっていました、山鉾建て。来週の山鉾巡行の準備がいたるところで行われていました。

 地上は暑かったので、西洞院通のちょっと東から地下に入りました。初めて京都の地下道を東西に歩き、四条河原町まで行きました。そして、その辺りの本屋巡りをして、祇園方面へ。

夏の高瀬川
夏の高瀬川 posted by (C)もんせ
 夏の高瀬川は緑が美しかったです。けれど、周辺の雑然とした「飲食店」の看板がちょっと残念でした。

夏の鴨川
夏の鴨川 posted by (C)もんせ
 鴨川沿いの先斗町の店は夕方からの営業に備えて納涼床の準備をしていました。

夏の白川
夏の白川 posted by (C)もんせ
 夏の白川。高瀬川同様、夏の緑が美しいです。こちらは、「はんなり」とした京都らしい雰囲気でした。

 夏雲と京屋敷
夏雲と京屋敷 posted by (C)もんせ
 巽橋を渡り、切り通しを歩く途中で振り返ると、京建物と雲がいい感じの構図を作っていました。

 四条通に出ると、ちょうど「お迎え提灯」の行列に出合いました。しかも、八坂神社前!

 霊山歴史館周辺はやはり坂本龍馬関連の看板が多くありました。
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GWブログ第1弾 宇治源氏物語古跡を訪ねる [写真ブログ 京都]

 GW中は地元浜松に帰っていました。
 
 これからしばらくはGW中の出来事を時系列順にブログで書いていきたいと思います。

 本日は4月30日の「美術史特殊講義 宇治源氏物語古跡を訪ねる」をお送りします。次回は5月2,3日に家族旅行で行った「南信州 美術と山と地学の旅」を予定しています。

 4月30日、朝6時半くらに起床し、帰省の準備をして、荷物を持って宇治へ向いました。

 大久保駅からJR新田駅に向い、JR奈良線に乗り、JR宇治駅に9時20分くらいに到着しました。

 10時集合のせいか、駅前には同級生はおろか、先生も到着していませんでした。

 10時になるにつれて人が集まりましたが、結局学生9人での学外授業になりました。

 今回の学外授業は美術史特殊講義で扱っている『源氏物語』、「宇治十帖」縁の地(古跡)を巡るものでした。

 まず始めに、橋姫神社へ。「宇治十帖」の始まりに登場する地です。
橋姫神社
橋姫神社 posted by (C)もんせ

 来た道を戻り、宇治橋の袂にある『源氏物語』の最終刊「夢浮橋」の舞台と考えられる地へ。紫式部像の後ろに宇治川・宇治橋があります。
宇治橋
宇治橋 posted by (C)もんせ

 平等院表参道を歩き、「宿木」の地へ。観光客があまり来ない所なのか、静かな場所でした。

 喜撰橋まで戻り、宇治公園中の島を通り、宇治川対岸へ。その途中には西大寺の僧叡尊によって鎌倉時代に建立された十三重石塔があります。
十三重石塔瞻仰
十三重石塔瞻仰 posted by (C)もんせ

 宇治神社、宇治上神社を参拝し、「早蕨」、「総角」の古跡を見て、宇治市源氏物語ミュージアムへ。美術史特殊講義の題材になっている各種の「源氏物語屏風」を集めた企画展を見学しました。そして、常設展を見学し、源氏物語に対する見識を深めました。

 12時半に解散となり、私はガストで昼食を摂り、JR宇治駅から電車に乗り、京都駅へ。新幹線に乗って浜松へ帰省しました。

 浜松駅には毎時4分に着く「ひかり」に乗るのですが、実家最寄バス停に行くバスがちょうど発車する時間で、次のバス(40分後)まで新幹線浜松駅構内にあるYAMAHAの電子ドラム「DTX950K」で遊んでいました。
 ライド・シンバルのセッティングが私に合っていませんでしたが、楽しく試奏することができました。この話はまたいつか・・・。

 その他の写真はこちら↓。
http://photozou.jp/photo/list/317369/1180884?date=201004 
 「光源氏(花)」~「橋姫神社」が今回の写真です。右や下にいくにつれて古い写真になります。
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サクラ さくら 桜 京都の桜はどこも美しい けど、人が多い [写真ブログ 京都]

 サブパソコンの画面が壊れたので、修理に出しました。京都の修理専門店に依頼しました。

 修理に出しに行ったついでに、京都市内をまたもぶらぶらしてきました。

 今回のルートは、京都駅→五条→鴨川沿い→木屋町通→三条京阪→蹴上インクライン→知恩院→巽橋→八坂神社→円山公園→清水界隈→塩小路通→京都駅です。

烏丸通の桜
烏丸通の桜 posted by (C)もんせ
 東本願寺門前、烏丸通の桜並木がきれいに咲いていました。

鴨川東岸の桜
鴨川東岸の桜 posted by (C)もんせ
 五条大橋の北にある階段から鴨川沿いの遊歩道(?)に入りました。西岸にはあまり桜がありませんが、東岸は川沿いに多くの桜があります。

木屋町通の桜
木屋町通の桜 posted by (C)もんせ
 鴨川の西を通る木屋町通・高瀬川沿いには、約2kmに渡って桜が植えられています。
 木屋町通は南行きの一方通行のため、車通りが多くなく、通りの左右に歩道が整備されているので、桜を楽しみながら歩くことができます。
 
 実は今回、五条天神に行きました。歩いていて、偶然見つけました。京都が舞台の映画『名探偵コナン 迷宮の十字路』にも出てきたので、興味がありました。同映画繋がりで、コナンと平次が歩いていた蹴上インクラインにも行ってきました。

蹴上インクラインの桜(1)
蹴上インクラインの桜(1) posted by (C)もんせ
 見事な桜でした。ただ、足元が不安定で歩きにくかったです。ヒールの高い靴ですと、足を捻る可能性があります。靴底の平らな靴で来ることをお薦めします。

知恩院三門と桜
知恩院三門と桜 posted by (C)もんせ
 知恩院三門と桜を見上げるように撮ると、とても綺麗な写真を撮ることができます。青空・桜・大門という美しいものが揃っています。

祇園枝垂桜
祇園枝垂桜 posted by (C)もんせ
 円山公園の「祇園枝垂桜」は今が見頃です。
 円山公園内はどこも宴会だらけで、賑やかでした。出店も多く、お好み焼きやたこ焼きのソースのいいにおいがしていました。

 蹴上インクラインから知恩院方面へ行く時、蹴上駅の中を通りました。駅改札口のパンフレット置き場にスゴイものがりました。
『劇場版 銀魂 新訳紅桜篇』公開記念スタンプラリー

 京都市交通局管轄の駅やいくつかの施設にある『銀魂』スタンプを集めると、参加賞として特製ステッカーや応募による豪華賞品がもらえます。
 見つけた瞬間、掴みとり、蹴上インクライン近くにある琵琶湖疏水記念館にある土方十四郎スタンプを押しました。スタンプ台周辺にはマヨネーズステッカーが貼られていました。
 京都駅(烏丸線北口)にある高杉晋助スタンプも押しました。こっちには何もありませんでした。
詳しくは:http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000077316.html

 その他の写真は、「フォト蔵」のマイページからどうぞ。地区毎にアルバムを「京都」、「奈良」、「飛鳥・橿原・桜井」、「斑鳩」と分けています。
http://photozou.jp/photo/album/317369
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北野天満宮の梅は今が見ごろ 御室桜は4月中旬~下旬 [写真ブログ 京都]

 放送が終わってから好きになることが多いです。
 『PandoraHearts』が好きになりました。オズゥゥゥゥ!皆川さんの声とキャラが合いすぎ!DVDの特典映像のフリーダム感がまたいい!詳しくはまたいつか。

 
 今日も京都へ行ってきました。

 まず京都駅からバスに乗車し、晴明神社へ行きました。今回は簡単に3分程度のお参りでした。

 今回は晴明神社がスタート地点です。堀川通を北上し、北大路通へ出ました。

 玄武神社にお参りし、平安時代の歴史物語『大鏡』に出てくることで有名な「雲林院」へ。
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 平安時代の寺院は残っておらず、小堂があるだけの小寺でした。

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 雲林院のすぐ近くには船岡山があるので、登ってきました。
 船岡山は平安京造営時の基点(中心軸)となっている重要な場所となっています。左の写真は船岡山から見た東側、右は南側です。
 また、中腹には織田信長を祀る建勲神社があります。

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 北野天満宮では梅が見頃となっていました。来年度の学業成就を祈願してきました。弟の大学合格も。
 中学生・高校生、受験生の姿もありました。

 昼食後、きぬかけの道を歩き、仁和寺へ。途中にある鹿苑寺(金閣寺)、竜安寺はまた次回の楽しみに残しておきます。

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 仁和寺御殿庭園は池向うに五重塔と青空が広がっていて、とても綺麗でした。
 今は金堂内部や霊宝館の特別公開を行っていたので、見学してきました。
 金堂は江戸時代初めに京都御所の紫宸殿を移築したもので、蔀や内部構造に宮廷建築の様子を残しています。須弥壇背後には極彩色の来迎図がありました。
 霊宝館には門跡寺院ゆかりのある品や珍しい経典、創建(平安)時の本尊を見ることができました。中でも、「細字華厳経」は物凄く細かな字(新聞本文文字の半分くらい)で華厳経が書かれていました。しかも、漢字(漢文)と梵字でした。

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 仁和寺のすぐ目の前にある雙ヶ岡(双ヶ岡)にも登り、仁和寺境内を撮りました。

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 撮った所(一の丘)を南に下りると、雙ヶ岡一号墳がありました。古墳時代後期の円墳で両袖の横穴式石室を持っていました。残念ながら、ロープが張ってあり、内部は見られませんでした。

 雙ヶ岡を南に歩き、二の丘・三の丘を越え、花園駅まで歩きました。雙ヶ岡はちゃんとした道がなく、獣道のような険しい所を歩きました。鞍馬山以上の難所でした。

 本日のルート。
9:50 晴明神社スタート 10:20 玄武神社 10:30 雲林院 10:40 船岡山
11:10 北野天満宮 11:35 大将軍八神社 12:00 昼食(ジョリーパスタ)
12:50 竜安寺前通過 13:00 仁和寺 14:30 雙ヶ岡 14:55 花園駅ゴール

 今回は万歩計をつけて行きました。総歩数は22,005歩でした。

こぼれ話
 帰りの電車の中で繁田信一『庶民たちの平安京』の平安京を読んでいたら、雲林院の話しが出ていました。しかも一章分。
 京都に行くと、その後偶然行った寺社の話に遭遇することがあります。
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