奈良は「石を投げれば、考古学者にばかりあたる」とある本に書いてありました [歴史]
【公開講座情報】
大学のホームページにあり、興味があったのでこちらでも紹介しておきます。
3月21日(日)の13時から奈良大学講堂にて公開講座『邪馬台国からヤマト王権へ~纒向遺跡の新発見が語るもの~』が催されます。
http://www.nara-u.ac.jp/news/event/detail_20100116.html
昨年、纏向遺跡での大発見で活躍された奈良大学卒業生で桜井市教育委員会文化財課主査の橋本輝彦さんによる発掘報告、奈良大学文学部文化財学科前教授で古墳研究の第一人者(日本一)の白石太一郎先生による邪馬台国と大和古墳の関係、そしてヤマト王権との関連を聴くことができます。
邪馬台国研究の気鋭研究者と古墳研究の日本一の先生のお話を同時に聴くことのできる滅多にない機会です。興味のある方は是非お越しください。私も行く予定です。
【地図と考古学】
酒井龍一先生によると、古代の都城や集落等の復元研究をするときは「Google Earth」が便利だそうです。
先生は「Google Earth」で斑鳩地方の衛星写真を決まった高さ(高度)で固定して、少しずつ移動させて印刷を繰り返し、独自の航空写真を作っていました。ここに先生の提唱する聖徳太子の都市区画を載せて、現在の道や地割りがどのよな痕跡があるのか調べていらっしゃいました。
飛鳥地方も同様の手法をしたいそうですが、何故か飛鳥地方は低高度の画像がないため、復元ができないそうです。
今度、私の故郷浜松の城下で同様の復元をやってみようかと思っています。掛川城下も。
【歴史本】
今は本屋に行くと、どこも坂本龍馬の特別コーナーがあります。奈良も例外なく龍馬コーナーがあります。
けれど、通常の歴史コーナーには古代史の本が多くあります。私の知る限りでは、浜松や京都の本屋より、置いてある古代史本の数は多いです。さすが奈良。
中には1冊9000円以上する専門書、それこそ研究者用の本も一般書と同じ所にあります。某書店には10年ほど前に発行された奈文研の『大和吉備池廃寺―百済大寺跡』がありました。欲しかったのですが、高価なためその時は断念しました。
今、私が一番欲しい本は『明日香村史』、『贖明日香村史』です。それぞれ上中下の3冊セット、計6冊になります。大学図書館にもあるのですが、手元にあった方が便利です。
前者は絶版(昭和49年発行)で某古本求書サイトで調べると、大阪の本屋に格安のセットがありました。試験が終わったら買いに行こうかと思っています。
【今回のタイトル】
確かにその通りです。自称考古学者と言うような方も奈良にはたくさんいらっしゃいます。考古学研究をしていれば、誰でも考古学者です。まぁ、正しくは「考古学関係者」の方がいいと思いますがね。
分かる人には分かるのですが、スーパーでもすれ違う人の中に考古学で有名な方がいるのも事実ですし、西大寺周辺は考古学者の卵もたくさんいらっしゃいます。
また、とある論文集の巻末の著者紹介に住所を載せている人の多くが奈良県内に在住していました。考古学界では超有名な大先生が以外と近くに住んでいて驚いたこともあります。
あっ、京都や大阪はどちらかと言うと歴史学(史学)の方が多く住んでいらっしゃいます。
大学のホームページにあり、興味があったのでこちらでも紹介しておきます。
3月21日(日)の13時から奈良大学講堂にて公開講座『邪馬台国からヤマト王権へ~纒向遺跡の新発見が語るもの~』が催されます。
http://www.nara-u.ac.jp/news/event/detail_20100116.html
昨年、纏向遺跡での大発見で活躍された奈良大学卒業生で桜井市教育委員会文化財課主査の橋本輝彦さんによる発掘報告、奈良大学文学部文化財学科前教授で古墳研究の第一人者(日本一)の白石太一郎先生による邪馬台国と大和古墳の関係、そしてヤマト王権との関連を聴くことができます。
邪馬台国研究の気鋭研究者と古墳研究の日本一の先生のお話を同時に聴くことのできる滅多にない機会です。興味のある方は是非お越しください。私も行く予定です。
【地図と考古学】
酒井龍一先生によると、古代の都城や集落等の復元研究をするときは「Google Earth」が便利だそうです。
先生は「Google Earth」で斑鳩地方の衛星写真を決まった高さ(高度)で固定して、少しずつ移動させて印刷を繰り返し、独自の航空写真を作っていました。ここに先生の提唱する聖徳太子の都市区画を載せて、現在の道や地割りがどのよな痕跡があるのか調べていらっしゃいました。
飛鳥地方も同様の手法をしたいそうですが、何故か飛鳥地方は低高度の画像がないため、復元ができないそうです。
今度、私の故郷浜松の城下で同様の復元をやってみようかと思っています。掛川城下も。
【歴史本】
今は本屋に行くと、どこも坂本龍馬の特別コーナーがあります。奈良も例外なく龍馬コーナーがあります。
けれど、通常の歴史コーナーには古代史の本が多くあります。私の知る限りでは、浜松や京都の本屋より、置いてある古代史本の数は多いです。さすが奈良。
中には1冊9000円以上する専門書、それこそ研究者用の本も一般書と同じ所にあります。某書店には10年ほど前に発行された奈文研の『大和吉備池廃寺―百済大寺跡』がありました。欲しかったのですが、高価なためその時は断念しました。
今、私が一番欲しい本は『明日香村史』、『贖明日香村史』です。それぞれ上中下の3冊セット、計6冊になります。大学図書館にもあるのですが、手元にあった方が便利です。
前者は絶版(昭和49年発行)で某古本求書サイトで調べると、大阪の本屋に格安のセットがありました。試験が終わったら買いに行こうかと思っています。
【今回のタイトル】
確かにその通りです。自称考古学者と言うような方も奈良にはたくさんいらっしゃいます。考古学研究をしていれば、誰でも考古学者です。まぁ、正しくは「考古学関係者」の方がいいと思いますがね。
分かる人には分かるのですが、スーパーでもすれ違う人の中に考古学で有名な方がいるのも事実ですし、西大寺周辺は考古学者の卵もたくさんいらっしゃいます。
また、とある論文集の巻末の著者紹介に住所を載せている人の多くが奈良県内に在住していました。考古学界では超有名な大先生が以外と近くに住んでいて驚いたこともあります。
あっ、京都や大阪はどちらかと言うと歴史学(史学)の方が多く住んでいらっしゃいます。
2010-01-30 21:15
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