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美術館がメインなのか 城がメインなのか・・・ [文化財]

 17日月曜日に静岡県立美術館へ行ってきました。

 朝9時半に実家を出発し、東名高速道路で静岡へ。車内ではYMOのライブCDをかけていました。

 弟の下宿に寄り、ちょっとした掃除や作業をしてきました。

 イタリア厨房ペソリーノ宮竹店で昼食。メイン一品(私はパスタ)+副菜ビュッフェ+ドリンクバーのランチセット(?)を食べました。副菜の自家製ピクルスやジャガイモ料理がとてもおいしかったです。

 静岡県立美術館はとても混んでいました。駐車場(美術館に最も近い第三駐車場)には空きを待つ車の列ができていました。私たちはやや離れた第二駐車場に、満車寸前で入ることができました。

 第二駐車場(第一駐車場も)から美術館に向う途中には、プロムナード(散策路)があり、彫刻の屋外を鑑賞することができます。

 私が見学したのは22日まで開催され、全国を巡回した「トリノ・エジプト展-イタリアが愛した美の遺産-」です。

 17日は入場者が10万人を達成した日でもありました。月約5万人が来たということになるそうです。この数字は某地方美術館の年間来場者とほぼ同じです。

 今回は展示品の他、展示方法やレイアウト等を合わせて見学しました。これまではあまり気づかなかったような展示の工夫を見つけることができました。

 静岡県立美術館の見どころの一つ、ロダン館は写真撮影可能で、展示の様子をヴィジュアル的に提示することができそうです。あっ、自主見学レポートでです。

 美術館見学後は静岡駅方面へ。父と母は、駅前のデパートでウィンドウショッピングをしました。

 私は駿府城を見学しに行きました。

 静岡駅から歩いて15分で駿府城に着きます。
駿府城三ノ丸堀
駿府城三ノ丸堀 posted by (C)もんせ
 まず目に入るのは三ノ丸堀です。駿府城には三ノ丸堀、二ノ丸堀、内堀と3つの堀がありました。

駿府城巽櫓と東御門
駿府城巽櫓と東御門 posted by (C)もんせ
 二ノ丸堀の内側南東部には巽櫓と東御門が復元されています。
駿府城東御門枡形
駿府城東御門枡形 posted by (C)もんせ
 平成元年に再建された巽櫓、平成8年に再建された東御門。ともに駿府城の防衛上大切な役割を果たしていたようです。枡形だけでなく石落しもしっかりと復元されていました。

駿府城石垣修復
駿府城石垣修復 posted by (C)もんせ
 南面の県庁裏では去年8月11日の静岡沖地震で崩落した石垣の復元工事が行われていました。横断幕には「二ノ丸堀 石垣普請中」とありました。「復元」や「修復」という言葉を使わない辺りが粋です。

 
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思い立ったら即行動 酒井先生もこのような行動を奨励していた [文化財]

 フォト蔵でコミュニティを立ち上げました。

 その名も「史学・考古学写真~歩いて見つけた歴史の痕跡~」。
 遺跡、史跡、寺院等、歴史に関する場所の写真を共有し、意見交換をしようと思い作りました。
 歴史写真が好きな方、家に居ながら歴史を感じる所を見たい方、興味のある方は是非参加して下さると、うれしいです。
http://photozou.jp/community/show/2343

 フォト蔵は登録無料の写真投稿サイトです。気軽に参加できます。 
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奈良と大阪をつなぐ路線を行く 乗り心地は近鉄の方が好き  [文化財]

 大阪市立美術館で行われていた、「第41回日展」に行ってきました。

 10時半に天王寺に着きました。時間に余裕があったので、阿倍野のビルをぶらぶらしてみました。あべのアポロには大型書店がありました。歴史書が多くありましたが、私が必要としている本はありませんでした。
 あべのアポロのはす向かいにあるアニメイトにも行きました。『ぬらりひょんの孫』のアンソロ本が多く出版されており、驚きました。探していたもの(某アニメの設定資料)は見つかりませんでした。日本橋ならあるかも・・・。

 今日はマクドナルドで昼食を摂りました。携帯クーポンでテキサスバーガーセットが550円だったので、食べてみました。野菜がなく、栄養的に心配な部分がありますが、美味しかったです。マスタードがいいアクセントでした。

 日展は、日本画の部門を集中的に見ました。ほとんどの作品が100号前後の大きなもので、迫力がありました。
 今展で私が気に入ったのは、濱田昇児さんの「渓辺」です。私の勝手な想像ですが、貴船辺りの清流にいるような気分になれる作品でした。

 日展を見た後、ふと藤ノ木古墳の石室公開を思い出し、天王寺駅から大和路線に乗り、法隆寺駅まで行きました。快速(高田行き 王寺駅で乗り換え)に乗ったので、30分程で着きました。

藤ノ木古墳石室公開
藤ノ木古墳石室公開 posted by (C)もんせ
 混雑しているだろうなと思っていたのですが、空いていて、すぐに入ることができました。
 石棺の手前まで入り、そこで現地担当者の方の説明を聴きました。構造は飛鳥地方でも見られる横穴式石室古墳(石舞台古墳、谷首古墳など)と似ており、天井には30トンの岩が複数個用いられていました。

 藤ノ木古墳の南東には先週オープンした、斑鳩文化財センター(斑鳩町文化財活用センター)にも行きました。今日まで開館記念特別展「国宝藤ノ木古墳出土品里帰り展」を見学しました。
 藤ノ木古墳の石室を再現した通路を通り、展示室へ。そこには文化庁所蔵の藤ノ木古墳出土品が多数ありまいた。細かな細工が施された国宝金銅製鞍金具(前輪、後輪)の実物を間近で見ることができ、よい経験ができました。

 その後、法隆寺境内をぶらぶらと歩きました。桜が咲いており、西院伽藍が華やかになっていました。
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初秋の晴れた日の寺院は美しく映える [文化財]

 昨日(8日)の夜に映画『名探偵コナン 迷宮の十字路』のエンディングを見て、ふと鞍馬・貴船に行きたくなりました。「初秋の鞍馬・貴船は緑がきれいだろうな。明日は晴れるから、緑がよく映えるだろうな」と楽しみにしていました。

 そして朝。当日ネットで事前調査をしてから行くのが私流なのですが、調べると「紅葉がいい」とあったので、鞍馬・貴船は紅葉の時期に行くことにしました。
 そのため急遽行き先変更。本棚を見まわし、法隆寺の本が目にとまり、「斑鳩歩けオロジーをしよう」ということにしました。

 今回は西大寺から自転車ではなく、電車とバスを利用することにしました。大和西大寺駅から近鉄橿原線に乗り筒井駅(250円)へ。筒井駅南のバス停から「王寺駅(法隆寺前経由)」に乗車し、法隆寺前で下車(280円)。

 バス停から法隆寺までは参道となる松並木を初めて歩きました。
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 平日10時過ぎの法隆寺は、まだ団体客が到着していないため、かなり空いていました。そのため、中門前ではこのような写真を撮ることができました。
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 気持ちよく晴れた秋の空と五重塔や巨大建築の組み合わせはとても美しく、同じような梅田や新宿の高層ビルとはずいぶん違った印象を受けます。
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 古建築はデザインと構造が一体となっているような部分があり、それが外に出ているため、美しく見えるのだと思います。また、肘木や斗(ます)、垂木といった伝統的建築部材がさらなる美しさと安定感の演出に寄与しているのだと思います。

 午前と午後少しを使って法隆寺全体(西院と東院)を見学しました。この後、奈良自転車道を歩いて通り、法輪寺前を通過して法起寺へ向いました。法輪寺は以前行ったことがあるので、今回は法起寺に行くことにしました。
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 今回初めて法起寺行きました。法起寺には慶雲3年(706年)建立の日本最古の三重塔があります。法起寺の創建は推古14年(606年)まで遡り、聖徳太子建立七大寺の一つに数え数えられています(他は法隆寺、四天王寺、広隆寺、橘寺、中宮寺、葛城寺です)。ちなみに、斑鳩三塔の一つ法輪寺は太子の子山背大兄王の発願です。

 この後、法起寺から近鉄郡山駅までの5.9kmを歩きました。時間にして約1時間。意外と近かったです。

おまけ3155723
 法輪寺近くの自転車道脇にコスモスが咲いていました。法輪寺の三重塔とちょうどいい感じに入るような構図で撮りました。苦労したのがピントです。オートフォーカスですので、塔やコスモスかのどちらかに合ってしますので、何枚も撮り一番いいのをネットに載せました。
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いざ、鎌倉。GWの高速は混むので、渋滞に入る前に一般道へ。 [文化財]

 ゴールデンウィーク最終日、いかがお過ごしでしょうか?私は4月29日から5月6日まで休みでした。

 ゴールデンウィーク中、私は浜松へ帰省していました。
 そして、行ってきました。鎌倉へ。

 
 ゴールデンウィーク中日、朝7時くらいに浜松を出発。東名高速道路へ。この日は掛川辺りから渋滞・・・。渋滞を避けるために、下の道国道1号線へ避難。
 すごい、国道1号線はほぼ渋滞なし。清水の辺りですこし渋滞していただけでした。箱根越え、箱根新道で小田原へ。西湘バイパスを通り、茅ヶ崎市内・藤沢市内を通過。昼には鎌倉着。東名を普通に通る(平日)より少し遅いくらいで到着しました。一般道は空いています。

 大船のホテル周辺の駐車場に車を置き、電車で北鎌倉へ。JR電車長すぎです。12両?

 円覚寺
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 開基は北条時宗。元寇の戦没者追悼のために創建されました。臨済宗円覚寺派の大本山、鎌倉五山第二位。
 
 建長寺
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 開基は北条時頼。臨済宗建長寺派の大本山、鎌倉五山第一位。
 行った時は仏殿北の方堂が公開されていて、天井画(竜)や苦行釈迦像を見ることができました。
 建長寺には半僧坊(奥の院)があります。そこへ行ってみました。場所は主要伽藍から徒歩10分なのですが・・・、さすが奥の院です。階段の段数、傾斜がすごかったです。
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でも、一気に登りましたよ。休憩なしで。休憩すると、ここへ行く意味がないと思ったので。

 建長寺を後にして、鎌倉市内へ。さすがゴールデンウィークの観光地の繁華街。人出が半端ではないです。
 鶴岡八幡宮西の道から鎌倉駅へ行く土産物街。すてきな店が多くありました。あれも、これもと見ていると、はや午後6時。

 大船駅へ戻り、ここでもショッピング。
 大船駅ビルのCDショップでいいCDが。HELLOWEENの「守護神伝-新章-」とひぐっつあんプロデュースの「COZY POWELL FOREVER ~ TRIBUTE TO COZY POWELL 」を衝動購入。理由は50%OFFだったから。いい買い物をしました。帰宅後聴いてみると、◎の内容・ボリュームでした。

 2日目、江ノ島へ。
 湘南モノレールに乗りました。不思議な乗り心地でまるで、ジェットコースター。楽しかったです。

 江ノ島は昨日の鎌倉市内のような人出。うろうろしたり、江島神社各所にお参り。
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 そして、帰路に。

 帰りも行き同様、半分一般道、半分高速でした。
 小田原までは行き同様、箱根越えは箱根(TOYO TIRES)ターンパイクでした。箱根新道・国道1号線は混んでいる様でしたが、こちらは全然混んでいませんでした。まぁ、通行料が高い(700円)のですがね。でも、とても良い道でした。走り易く、景色がとてもよかったです。すれ違う車・前後を走る車には、ポルシェ・カイエンやマセラッティ・グラントゥーリズムなどの高級外車が・・・。カーグラフィックの撮影?かと思いました。
 高速は富士インターから乗りましたが、下りは渋滞ほぼなしで浜松まで帰ることができました。
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京都へ行きたい [文化財]

 今週末、奈良へ戻ります。奈良へ戻ったら、まず法隆寺へ行くつもりです。金堂内にLEDライトが取り付けられ、明るい内陣になっているそうです。
 それと、西の京薬師寺では、玄奘三蔵院・大唐西域壁画殿が春季公開されています(~六月十五日まで)。平山郁夫氏が三十年かけて描いた大作を見ることができます。

 
 「京都へ行きたい病」が出てきました。これといったきっかけはないのですが、「発症」しました。

 私の今回の場合の治療法は、「洛外を自由散策する」や「嵐山、大原を歩く」です。定額給付金を当てにして、泊まりでの「療養」になるかもしれません。

予定
 朝早く、通勤通学時間帯前に京都駅着(七時くらい)。朝の京都を楽しむ。
 九時に晴明神社へお参り。
 これ以降は、無計画に京都を歩く・走る。

持ち物
 折りたたみ自転車、地図、関西修学旅行(冊子)、現金、デジカメ、御朱印帳

備考
・古本屋を見つけたら、必ず入ること。探していた本が見つかるかもしれない。
・昼は、手持ちのポイントカードが使える店を選ぶこと。見つからない場合は、松屋を利用すること。
・白い大きな猫か小さな犬のような体躯をし、兎に似た生き物を「たとえ」見かけたとしても、無視すること。口が悪く、態度がでかいため少々危険である。下手をすると、回し蹴りを受けるかもしれない。
・交通ルールを守ること。特に目視は重要である。自転車であっても、巻き込み確認を。

 書いているだけで、「症状が進行」しています。早く行かなければ・・・、「治療」に時間がかかってしまうかもしれません。
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文化財学科の宿命 [文化財]

 私の所属する文化財学科は「路頭」に迷う学科だそうです。

 「路頭」と言っても、研究のためです。

 文化財は部屋の中にあるものではありません。現場にあるものです。寒い冬や暑い夏であっても、自分の足で現地(明日香、平城宮、京都など)へ行かなければなりません。時には県外や国外へも・・・。現地・現物主義です。ここが史学科と大きく異なる点です。

 移動手段も現地では徒歩が好まれます。地形を読み取り、足元に広がる遺跡を直に感じなければなりません。また、いわゆる表面採集も行う場合もあります。そのため、暇なときは西大寺周辺を2時間くらい散歩をしています。

 研究テーマが大雑把すぎても「路頭」に迷います。具体性のあるテーマで研究をしなければなりません。例えば「法隆寺」というテーマで研究をしようとします。しかし、「法隆寺の何を研究するのか」ということが決まっていません。法隆寺と言っても様々な研究対象があります。建築・造法・仏像(釈迦、阿弥陀、薬師、百済観音、救世観音など)・史料(縁起・資財帳・歴史)・信仰(時代・対象など)など対象物が多すぎます。「法隆寺の五重塔」と言っても、仏像・建築・歴史などがあります。「法隆寺五重塔の塑像」なら良いそうです。

 私も現在の研究テーマは「大字・小字から見る藤原京の寺院構成」です。来年の3月くらいまでこのテーマで研究活動をするつもりです。
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映画 [文化財]

 どーも、飲んで当たる「氷出し碾茶」のために伊右衛門を飲んでいるもんせです。そういえば、この前京都の四条通りを歩いていたら、福寿園の店を見つけました。改装中でしたが・・・。

 最近、テレビでも劇場でも興味のある映画が放送、上映されています。
テレビ・・・ジブリ三作品、ボルケーノなど
劇場・・・インディー・ジョーンズ、西の魔女が死んだ、デトロイト・メタル・シティ

 ジャンルバラバラですねぇ。テレビのは最近放送されたのばかりです。

 猫の恩返し大好きです。猫たちの行動が特に好きです。猫王の「照れるねぇ。」や「じゃぁね。」のセリフが・・・。バロンの振る舞いも好きです。

 ボルケーノは一番最後の子供のセリフが印象的でした。溶岩を必死に食い止めた人たちを見て「みんな同じ顔。」と言ったのです。アメリカ社会の特徴から考えると、大変よいセリフです。

 劇場の映画は。すべてまだ見ていないので、ノーコメントです。

 ただ、インディー・ジョーンズは、考古学観点から見ると大変マズイ部分があります。

 インディー先生が遺跡調査をする際ですが・・・・、記録を一切執っていない。これは、大変良くないことです。発掘作業は、遺跡を「破壊」するため、二度と元に戻せなくなります。二度と戻せない分、細かな部分までレポートにまとめなければなりません。本当なら、これらの記録のため、発掘には何ヶ月、何年とかかります。しかし、インディー先生は記録機材を一切持たず、遺跡に入り、時には遺跡を罠にかかったために壊しています。このことは、大学の「文化財研究法」で担当の先生が言っていました。

 専門的な知識を有している人が映画を見ると、粗探しをしてしまいます。私の場合、考古学、美術、音楽、車関連です。
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唐招提寺金堂修復事業に参加しました [文化財]

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 唐招提寺金堂修復事業に参加しました。三和士(たたき)の仕上げ作業です。
  
 人員は約50名くらい、奈良県内の大学生を中心に一般の方もいらっしゃいました。

 集合時間に唐招提寺に着くと、担当の大学院生から「現在四時間遅れで作業をしています。」と言われ、びっくりしましたが、予定通りの午後一時くらいに作業を開始しました。
 
 金堂内は何もなく、ただ須弥檀があるだけでした。私たちは業者の方がある程度固めた床の砂をさらに踏み固める作業を行いました。使う道具はこれです。↓
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 始めのうちは、感覚がつかめず、みなさん上手くできていませんでした。けれども、一時間くらい作業をしていると、だんだん平らにできるようになってきました。この時、私は明日のことが心配になりました。筋肉痛が・・・。

 狭い堂内で作業をしていると、知らない人同士でもすぐ話せれるようになります。気がつけば、他大学の方と友人のように会話をしていました。唐招提寺の僧侶の方ともたくさん話しました。

 午後三時、休憩時間です。この時間はみなさん、普段は撮ることのできない堂内の写真や作業風景を撮っていました。

 その後、作業が再開され、業者の方が下準備を終えたばかりの所を踏み固めました。ここは、本当に大変でした。ふわふわ感が今までの所と違うのです。いくら踏み固めても固くなりません。時には、リテイクを言われることもありました。

 作業開始から四時間、午後五時になり作業は終了しました。担当の方は「最初はみなさん上手くできず、終われるのか心配でしたが、休憩を終えた辺りからかなり良くなりました。次回も三和士が必要になった時はよろしくおねがいします。」と評価されました。

 今回の作業はボランティアでしたが、お礼の品をもらいました。一つ目は、作業に使用した突き棒です。上に写真があります。持ち手の部分に唐招提寺修復の焼印が押してあります。二つ目はスタッフガードです。これは説明のしようがありません。スタッフカードです。

 今回の作業は、何百年に一度の作業で、日本の伝統技術を体験できるものでもありました。私が踏み固めた上に、仏様が鎮座なさるとはとても光栄なことです。私が担当した箇所は御本尊の後ろと須弥檀西の部分です。何かの機会で唐招提寺を訪れる際は私たちが行った箇所を見てください。きれいに仕上げ、未来に残せるものとなっています。

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 工事中の金堂内。
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 ここに御本尊が乗ります。
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 業者の方々が踏み固めの準備をしてくれています。
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 東側の天井です。天井画が描かれています。
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