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キャンパスメンバーズは便利な制度です 積極的に使いましょう [写真ブログ 奈良]

大学構内の桜
大学構内の桜 posted by (C)もんせ
 大学構内の桜も綺麗に咲いています。奈良の桜も京都の桜も今週、おそらく今日あたりが見頃ではないかと思います。

 今日は明日の演奏の練習をメンバーと午前中に行い、午後は奈良国立博物館と奈良県立美術館に行ってきました。

 向う(奈良公園方面)へ行く時は、ほぼ毎回平城宮跡内を通っています。
 今日通ると、複原大極殿院が完成している模様で、足場や囲い、工事施設が撤去されていました。
 第二次大極殿方面では、人工的な小山の上で一眼レフカメラを携えた人たちが写真を撮っていました。私も、その場に行ってみました。すると、大極殿が桜の間越しに見えていて、絶好の撮影スポットになっていました。
平城宮大極殿と桜(2)
平城宮大極殿と桜(2) posted by (C)もんせ

 平城宮跡を抜け、二条大路を東へ向うと、奈良市内の桜の名所としても知られる佐保川があります。
佐保川の桜(1)
佐保川の桜(1) posted by (C)もんせ
 川の両岸に桜が植えられており、これが4~5km、5000本も続いているそうです。

 奈良国立博物館に到着し、入館料を払って入場しました。京都・奈良の国立博物館では「キャンパスメンバーズ」で入場することができ、これを利用すると京都国立博物館は特別展が無料、奈良国立博物館は平常展無料・特別展400円になります。京都と奈良にある多くの大学が「キャンパスメンバーズ」になっています。該当大学に在籍している学生さんは積極的に活用してください。

 今、奈良国立博物館では「平城遷都1300年記念 大遣唐使展」が行われています。
 飛鳥・奈良・平安時代の日本に多くの文化や文明、制度を持ちこんだ遣唐使達の足跡をたどるものです。
 今回の展示はこれまでのものとはちょっと異なる演出がなされていました。また、貴重な史料や美術作品。絵巻が一堂に会していました。
 今回の展覧会で気づいたことがあります。それは、「飛鳥時代の仏像が以外と残っている」ということと「瓦の編年を見比べるのは思っていたより面白い」ということです。この話題については、また次回に。
 地下回廊には、SHARPの60インチ液晶テレビを8台繋いで「吉備大臣入唐絵巻」を高精細で紹介する設備がありました。最新技術を用いており、原色に近い映像で「吉備大臣入唐絵巻」を見ることができました。
公式サイト:http://kentoushi.exh.jp/index.html
 
 奈良県立美術館では「特別展 M.C.エッシャー展~視覚の魔術師~」を観覧しました。
 エッシャーがだまし絵(トロンプ・ルイユ)を描くまでにどのような経緯をたどったのかが絵と共に紹介されており、徐々に複雑な構成になっていく絵の様子が編年順で展示されていました。
 エッシャーの絵は一目見ただけでは理解できないようなものがいくつかありました、けれど、しばらく見つめているうちにどのような構造になっているのか理解できるようになりました。「2次元空間だからこそできる3次元的表現」がエッシャーの絵です。もし、これを現実世界に模型で作ったらどのようになるのか考えながら見る(実際は不可能?)と、面白いものがあります。
 ただ、この展示は解説板にやや難しいことが書かれていました。それこそちょとした幾何学(ユークリッド、非ユークリッド)の知識がなければ理解できないよな解説がいくつかありました。学芸員を目指す私としては、「もうちょっと適切な、来る人全員が理解できる他の表現はないのか」と考えてしまいました。

大佛鐡道記念公演の枝垂桜
大佛鐡道記念公演の枝垂桜 posted by (C)もんせ
 帰りがけ、奈良県立大学の北にある大佛鐡道記念公園にある枝垂桜を見てきました。去年、偶然通りかかって見つけた名桜です。
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