SSブログ

一貫性をもった旅 今回のテーマは「輪中:その歴史と水害」 [写真ブログ 日本]

 昨日、大学院の先輩から電話がありました。「輪中に行こう」とのことで二つ返事で、「行きます!」。そのような訳で今日は三重県桑名市長島町へ行ってきました。

 朝は6時に起き、7時15分に自転車で奈良市役所方面へ。市役所前のニコニコレンタカー(モービル)でレンタカー(ダイハツ・ムーブ)を借り(運転は先輩)、出発。

 国道24号線を南下し、名阪国道へ。天理IC、亀山ICを経て東名阪自動車道へ。亀山PAで休憩(9:15)。私の大好きな「ミル挽き珈琲」のキリマンジャロを飲みました。市中にも設置して欲しいです。あわよくば、大学に設置を・・・。
一番好きな自販機コーヒー
一番好きな自販機コーヒー posted by (C)もんせ
鈴鹿山脈
鈴鹿山脈 posted by (C)もんせ

 (9:45)引き続き東名阪を走り、伊勢湾岸道に入り長島ICで降りました(10:18)。ICから北へ向い、今回の目的地の一つ、長島町北部の「輪中の郷」に着きました(10:45)。
輪中の郷
輪中の郷 posted by (C)もんせ
 入館料は大人300円。館内は輪中(長島町)の歴史や文化を中心とした展示が展開されていました。「治水の歴史」は江戸時代に行われた宝暦の治水や伊勢湾台風に関する学習ができました。
 明治・大正・昭和初期の時代に使われた日用品も数多く展示されていました。特に尋常小学校教科書は、今の同学年のものと比べると全く異なる内容でした。天照大神や瓊瓊杵尊という単語がありました。

 水郷の郷を後にし(12:15)、昼食をニューウェルアートピア長島でとりました。

 その後、長良川沿いの土手道を南下し、「長良川河口堰」・「アクアプラザながら」へ(13:10)。
長良川河口堰
長良川河口堰 posted by (C)もんせ
 河口堰とは、海水が川を遡上しないために海水を遮断するための施設です。他の河口堰はどうか分かりませんが、長良川河口堰は施設上を横断でき、堰の稼働(船の通行時)を間近で見ることができます。

 最後に再び北上し、三重・愛知・岐阜3県の県境近くにある「木曽三川公園センター」へ(15:30)。
木曽三川
木曽三川 posted by (C)もんせ
 ここは木曽川(左)、長良川(中)、揖斐川(右)を一望できます。先輩曰く、「面白いね。ここから北では長良川と木曽川が並走していて、南では長良川と揖斐川が並走している」と。自然地理的解明法、人文地理的解決法どちらがいいのでしょうか?

 木曽三川公園センター内には移築された「輪中の農家」があります。
木曽三川公園センターの水屋
木曽三川公園センターの水屋 posted by (C)もんせ
 水害時の移動用の船を屋根に置く「上げ船」も移築再現されていました。
上げ船
上げ船 posted by (C)もんせ
 もちろん、水屋(高い石垣上にある水害時の避難家屋兼倉庫等)もありました。
水屋
水屋 posted by (C)もんせ

 16:30になったので、帰ることにしました。桑名東ICから東名阪に入り、行きと同じルートを通って19:20くらいに奈良に着きました。レンタカーを返し、家に帰りました。

高峰SAからの夕焼け
高峰SAからの夕焼け posted by (C)もんせ
 帰る途中の名阪国道天理の下り坂で綺麗な夕陽を見ました。真ん丸な赤い太陽、綺麗に焼けた空でした。高峰SAで停まり、写真を撮ろうとしましたが、上の写真のように沈んだ後でした。

水位記録板
水位記録板 posted by (C)もんせ
 最後に、伊勢湾台風の時、長島町は写真の水位表示最高位に達しました。その高さ3.9m。一般住宅の2階部分に相当するかと思います。今後もこのような災害が起こらないとは言えないので、常に過去の災害を念頭に置き、心がけを持つようにしたいです。事実、去年の台風18号(10月8日上陸)は、「伊勢湾台風の再来か」と言われれ、当地では厳戒態勢が敷かれたそうでう。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。