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読み直して気づいた点 他に気付いた方はいますか? [マンガ]

 マンガ家の加藤元浩先生のブログで現在のマンガ制作方法が述べられていました。
http://cmbqed.blog21.fc2.com/blog-entry-52.html

 以前から作風を見て、デジタルらしき部分が見受けられていましたが、どうやら完全移行していたようです。

 デジタルのメリット・デメリットはやはり、他のマンガ家やこれまで持っていた印象と同じようです。

 『C.M.B.』の最新刊を見ると、背景や家具や小物類がコミスタの3Dのように見えます。
 
 にしても、液晶ペンタブを3台買って、使い勝手を比べるとは・・・。アシスタントが現在何人いらっしゃるのか分かりませんが、初期投資にいくらかかるのでしょうか?パソコンもおそらく一人一台。サーバーやスキャナ、ソフトもライセンス関係でPC台数分あることですし・・・。

 『C.M.B.』の森羅を1巻と14巻を比べると・・・、子供っぽくなっているような気が・・・。1巻は端正な顔立ちでしたが、現在はややふっくらした感じに。今の方が好きです。あの頬の輪郭線が好きです。

 ここで、博物館学的に見た『C.M.B.』の疑問点。特に8巻のop.18「牡山羊の像」を見ての。
①森羅博物館の博物館法的分類
 コレクションの内容的に登録博物館ですが・・・、博物館相当施設かも。そもそも、都道府県の教育委員会に設置申請をしてあるのかどうか・・・。
②コレクションの置き場所
 地下室が収蔵庫となっているようですが、「牡山羊の像」では外から博物館資料を入れています。どこか別に置き場所を確保しているのでしょうか。
③博物館の運営
 森羅は一応高校生です。つまり、平日は学校へ行っています。となると、開館は夕方~夜、休日ということになります。休日はともかく、平日はほとんど来場者がないのではと思います。まさか、平日の昼間はヒヒ丸が・・・?
④学芸員は一体・・・
 この博物館、学芸員は一体誰なのでしょう?森羅?いやいや、日本の学芸員資格のほとんどは大学在学中に学芸員課程を履修して取得するので、それは・・・。学士の学位も必要ですし(第5条)。まさか、試験を受けて学芸員資格を・・・?

 他にも「これは博物館として☓」というものがあります。文化財保護の面から見て、博物館にふさわしくない部分です。

 こういった粗探しは、関係者じゃないと分からないものですね。学芸員課程を履修するまで気にならなかったことがほとんどです。かといって、その辺りを完璧にクリアする設定は学芸員資格を持っていないとできませんし・・・。
 マンガ制作は本当に難しいですね。
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