関連書籍の刊行ラッシュ?吉川弘文館は頼もしい [研究]
木下正史・佐藤信両先生編の『古代の都1 飛鳥から藤原京へ』(吉川弘文館)を購入しました。
発売日に西大寺の2書店へ行ったのですが、なぜか置いてなく、奈良ビブレの啓林堂へ行こうと思っていた今日、大学の購買に置いてありました。最初、啓林堂のポイントを取るか、購買の10%OFFを取るかで迷いました。
買ったばかりなので、まだ詳しく読んでいませんが、目次から推測するに、考古学だけでなく、史料学や美術史といった観点からも飛鳥京や藤原京の最新の研究成果かについて触れられていました。
19日に奈文研の講演会で小澤毅さんにお会いするので、それまでに該当箇所を読んでおきたいと思います。
上記の本と合わせて、購買で遠山美都男先生の『天智と持統』(講談社現代新書)も購入しました。
親子関係にある古代天皇のそれぞれの関係がどのようなものであったのか。また、持統天皇は父親の何を見たのか、夫(天武天皇)との差異がどのようなものであったのかが述べられているのだと期待しています。
そして、奈良大学をモデルとした小野直美さんの『メッシュ!!』2巻(講談社)も発売されています。
連載当初から全10話という構成だったようです。
学年が進むにつれて大きな精神的成長を遂げる主人公や彼女を取り巻く多くの学生の様子が前巻以上に青春性を前面に押し出されているように思います。
第8話の亡くなった夫からもらった仏像を一花が調べる話で、図書館で仏像について調べている一花に三輪教授が話かける場面があります。仏像に関する教授を受け、最後にこのようなやり取りがあります。
教授:今回の場合美術的な価値なんてものは関係ないじゃん?
一花:おおいにあるでしょ 節子さん(依頼者)がっかりするだろうな・・・
教授:それを決めるのは君ではない!
一花:どういう意味ですか?ああ鑑定士じゃないから?
教授:ちがーう!!そゆうことじゃなくてー!!
一花:えー??意味がわかりませーん
この時、三輪教授が言いたかったのはおそらう、「人の気持ちがこもっているものに、商品のように価値や値段をつけてはならない。真の価値は所有者が自己鑑定するのだ」ということだと思います。このようなセリフ、おそらくあの先生の言動がモデルになっているのではないかと思います。
今回の様々なコマで奈良大学構内が描かれています。考古学実習室は夏の改装前のものです。掲載が夏以前ですので・・・。
発売日に西大寺の2書店へ行ったのですが、なぜか置いてなく、奈良ビブレの啓林堂へ行こうと思っていた今日、大学の購買に置いてありました。最初、啓林堂のポイントを取るか、購買の10%OFFを取るかで迷いました。
買ったばかりなので、まだ詳しく読んでいませんが、目次から推測するに、考古学だけでなく、史料学や美術史といった観点からも飛鳥京や藤原京の最新の研究成果かについて触れられていました。
19日に奈文研の講演会で小澤毅さんにお会いするので、それまでに該当箇所を読んでおきたいと思います。
上記の本と合わせて、購買で遠山美都男先生の『天智と持統』(講談社現代新書)も購入しました。
親子関係にある古代天皇のそれぞれの関係がどのようなものであったのか。また、持統天皇は父親の何を見たのか、夫(天武天皇)との差異がどのようなものであったのかが述べられているのだと期待しています。
そして、奈良大学をモデルとした小野直美さんの『メッシュ!!』2巻(講談社)も発売されています。
連載当初から全10話という構成だったようです。
学年が進むにつれて大きな精神的成長を遂げる主人公や彼女を取り巻く多くの学生の様子が前巻以上に青春性を前面に押し出されているように思います。
第8話の亡くなった夫からもらった仏像を一花が調べる話で、図書館で仏像について調べている一花に三輪教授が話かける場面があります。仏像に関する教授を受け、最後にこのようなやり取りがあります。
教授:今回の場合美術的な価値なんてものは関係ないじゃん?
一花:おおいにあるでしょ 節子さん(依頼者)がっかりするだろうな・・・
教授:それを決めるのは君ではない!
一花:どういう意味ですか?ああ鑑定士じゃないから?
教授:ちがーう!!そゆうことじゃなくてー!!
一花:えー??意味がわかりませーん
この時、三輪教授が言いたかったのはおそらう、「人の気持ちがこもっているものに、商品のように価値や値段をつけてはならない。真の価値は所有者が自己鑑定するのだ」ということだと思います。このようなセリフ、おそらくあの先生の言動がモデルになっているのではないかと思います。
今回の様々なコマで奈良大学構内が描かれています。考古学実習室は夏の改装前のものです。掲載が夏以前ですので・・・。
2010-12-14 21:07
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