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京都歩きのできるような気候に戻ってもらいたいと思う日々 [マンガ]

 『ぬらりひょんの孫』12巻購入。本誌(週刊少年ジャンプ)を読んでいない私ですが、羽衣狐が産もうとしている「鵺」の正体(本性)が分かりました。

 母親が狐、酒呑童子討伐に参加し、鬼童丸が花開院陰陽師に対して「いまいましい蘆屋道満の一族め・・・!!」と言った理由から考えると、あの人しかいません。

 そう、安倍晴明。正確に言うと、「転生した安倍晴明」でしょうか。羽衣狐自体、転生妖怪として扱われているので、作中の平安時代にいた羽衣狐=葛の葉で晴明を産んだ。フィクションですが、歴史的順序では話がかみ合います。

 晴明は酒呑童子討伐に関与していますが、作品のように直接手を下すようなことはしていません。晴明は酒呑童子の居場所を占い、殺したのは武士です。

 また、蘆屋道満は晴明のライバルではありますが、道満はどちらかというと、晴明に恨みを持つ人物です。道満は晴明との呪術勝負に負けて意に反して晴明の弟子となったり、殺されたり・・・。
 けれど、逆を見ると、安倍晴明から見ると強敵であったので鬼童丸の言ったことは強ち間違いではないとおもいます。

 マンガ(フィクション)の世界で様々な事象・一般説を直接反映させて描くのは難しいことだと改めて感じました。
 先日も某推理もので「文系>理系」の給与差とあったものが、実際は「理系>文系」だったという報道がありました。
 
 今気になっているのは、リクオが牛鬼や鞍馬山の大天狗と修行している場所です。「多宝塔がある山中」や大天狗からすると、鞍馬寺ですが、鞍馬寺の多宝塔は花頭窓ではないので・・・。でもやはり私としては鞍馬であってほしいです。

 いろいろと分かってきて、今後京妖怪との戦いがどのように展開されていくのか楽しみです。

ぬらりひょんの孫 12 (ジャンプコミックス)

ぬらりひょんの孫 12 (ジャンプコミックス)

  • 作者: 椎橋 寛
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2010/09/03
  • メディア: コミック


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