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とある学科の超備忘録 薄日記 奈良オーバー ザ グラウンド [学校]

 後期の火曜日も、考古学実習があります。

 後期前半、私は千田嘉博先生担当の三次元分析(レーザー測量)を行っています。

 専門機材で、複雑な地形や遺構が簡単に測量し、それを三次元図で出力するというものです。機材からレーザーを出し、ターゲット(反射板?)で跳ね返ってきたレーザーやGPS情報から距離や位置記録などを自動的に割り出してくれます。測量者はただ、ターゲットの中央に向かってレーザーが発射されるように狙い、撃つだけです。

 最初の設営やPDA設定に時間がかかりますが、その後は取り方さえ間違えなければ、非常に短時間で広い範囲の測量ができます。

 測量は授業ですが、和気あいあい楽しく行われています。そんなある一幕で、先生が「人に向けても、目以外なら問題ありません」と仰ったのに対して、私は「心のレーザーならヒットするかもしれませんね」と言いました。すると、「酒井先生みたいなことを言うね」と切り返されました。その後も私は「心のレーザーも発射中」や「心の測量」と言い続けました。

 火曜日の昼からゼミまでは2時間ほど空き時間で、私は学科の共同研究室にいます。火曜は他のゼミもあり、昼休みは非常に賑やかです。部屋の改装で憩いの場となったおかげでもあります。最近はこの部屋からハンサムな「あいつ」が生まれ、一部の人たちに親しまれています。

 4限目は待ちに待った(笑)ゼミです。基本的に「いつものメンバー」は昼休みから行動を共し、「今日は何人くらいかな」と予想しながら部屋に入ると・・・・・・。
 ゼミ発表は以前にも書いたかもしれませんが、基本的に活動報告や活動予定、研究成果の経過報告といった内容です。1回に3人、1人30分が持ち時間です。発表方法は人それぞれで、レジュメにまとめる人、ポスター発表をする人、プレゼンテーションソフトを使ってビジュアル的な発表をする人・・・。研究の方向性が様々ですので、その人に合った発表方法が採られています。

 今週のゼミの前、私たち「いつものメンバー」に対して酒井先生が紙を渡し、「ここに名前書いてな」と仰りました。「何ですか?」と尋ねると、「君たちに謹呈する本に宛名を書きためや。間違えたらあかんからな」と答えられました。
 「メンバー」の中に、私と多くの共通点を持つ子がいるのですが、何とその子の字が私の筆跡にそっくりでした。むしろ、どっちがどっちの字を書いたのか区別するのが難しい程でした。名前にも同じ字があるのですが、その字の終筆もそっくりでした。お互い、不思議な感じでした。
 いただいた本は酒井先生の100ページを超える論文「時間の考古学」が載っている考古学を学ぶ会編集『考古学論集 第5集』(2001年 歴文堂書房)でした。見返しに私の宛名と、先生の「それぞれが 時の扉の 鍵をもつ 龍一」の名句がありました。ちなみに、この本の表裏紙には酒井先生の考古学川柳が27首載っています。本の構成の半分が酒井先生関連でした。

 先日、平城宮跡北の佐保池で美しい風景を目にしたので、写真に撮りました。
平城宮大極殿2
平城宮大極殿2 posted by (C)もんせ

 最近、アクセントや口調が、通常は新井里美さん、テンションが上がると(三木眞一郎さん+小西克幸さん+神谷浩史さん)÷3のようになってしまいます。何かに毒されているような・・・。まぁ、タイトルにそれが表れていますが・・・。
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