「これだ!」と思えば、いつまでも続けられる 何があっても [研究]
今日の「奈良文化論Ⅱ」は地理学科の堀信行先生による講義でした。
タイトルは[風景の中の「火と紋様」]です。これまで数回にわたり、先生が私にじっくり話してくださった内容を70分(実際は80分)に圧縮したものです。そのため、一部のプロセスを省き、少々理解しにくいものとなっていたかと思います。
三笠山の話、東大寺二月堂のお水取り、三つ巴、三ツ石、三輪山と二上山、そして大和三山と藤原京、伊勢神宮、これらが火や太陽と深い関わり示しているというものです。
話は壮大で、他の研究者は誰も述べていないようなものだそうで、あくまでも「一つの仮説として聞いてください」という前置きがあるほど、非常に新鮮な内容でした。
講義の裏話ですが、本来なら私が撮影した写真が使われる予定でした。
前回の記事にある、「平城宮大極殿2」を前日に先生に見せたところ、「三笠山(若草山)がきれいに3つの段上になっているのが分かる。この角度からの写真を探していました」と高評価いただきました。そして、講義のスライド写真として使われるはずでしたが、データを別パソコンで取り込んだため、スライド作成をしたもう一台のパソコンに移し忘れたそうです。
藤原京造営は、古代日本の一大転換期であったと思われます。仏教と神道をこれ以降、どのようにしていくのかを天武天皇や持統天皇が画策し、その結果が伊勢神宮や一部寺社・寺院、藤原京ではないかと思います。
そのため、日本古代史におけるカリスマは聖徳太子ではなく、天武天皇だと私は思います。天武天皇が宗教政策や各政策に対して、強い想いがあったから壬申の乱が起こったとも言えるのではないでしょうか。この辺りについては、まだ私の調べが進んでおらず、推測です。
話は変わりますが、ネット上でのちょっとした知り合い方が本を出版されました。
生駒あさみさんの『ふたりでいく奈良』(アスキー・メディアワークス)です。
私は大和西大寺駅前の啓林堂書店で購入しました。店頭には60冊ほど置いてありました。西大寺の近鉄百貨店奈良店の書籍には3冊ありました。
奈良の基本スポット以外に、大衆旅行誌にはあまり載らないグルメスポットや隠れ奈良土産という情報に秀でています。
寺社仏閣案内のページには、各名所のバリアフリー事情が記されいます。境内の情報、スロープの有無、車椅子貸出、そしてゆったりトイレ情報。個人著作物だからこそできる、きめ細やかな配慮があり、これからの旅行誌の手本にもなりそうです。
タイトルは[風景の中の「火と紋様」]です。これまで数回にわたり、先生が私にじっくり話してくださった内容を70分(実際は80分)に圧縮したものです。そのため、一部のプロセスを省き、少々理解しにくいものとなっていたかと思います。
三笠山の話、東大寺二月堂のお水取り、三つ巴、三ツ石、三輪山と二上山、そして大和三山と藤原京、伊勢神宮、これらが火や太陽と深い関わり示しているというものです。
話は壮大で、他の研究者は誰も述べていないようなものだそうで、あくまでも「一つの仮説として聞いてください」という前置きがあるほど、非常に新鮮な内容でした。
講義の裏話ですが、本来なら私が撮影した写真が使われる予定でした。
前回の記事にある、「平城宮大極殿2」を前日に先生に見せたところ、「三笠山(若草山)がきれいに3つの段上になっているのが分かる。この角度からの写真を探していました」と高評価いただきました。そして、講義のスライド写真として使われるはずでしたが、データを別パソコンで取り込んだため、スライド作成をしたもう一台のパソコンに移し忘れたそうです。
藤原京造営は、古代日本の一大転換期であったと思われます。仏教と神道をこれ以降、どのようにしていくのかを天武天皇や持統天皇が画策し、その結果が伊勢神宮や一部寺社・寺院、藤原京ではないかと思います。
そのため、日本古代史におけるカリスマは聖徳太子ではなく、天武天皇だと私は思います。天武天皇が宗教政策や各政策に対して、強い想いがあったから壬申の乱が起こったとも言えるのではないでしょうか。この辺りについては、まだ私の調べが進んでおらず、推測です。
話は変わりますが、ネット上でのちょっとした知り合い方が本を出版されました。
生駒あさみさんの『ふたりでいく奈良』(アスキー・メディアワークス)です。
私は大和西大寺駅前の啓林堂書店で購入しました。店頭には60冊ほど置いてありました。西大寺の近鉄百貨店奈良店の書籍には3冊ありました。
奈良の基本スポット以外に、大衆旅行誌にはあまり載らないグルメスポットや隠れ奈良土産という情報に秀でています。
寺社仏閣案内のページには、各名所のバリアフリー事情が記されいます。境内の情報、スロープの有無、車椅子貸出、そしてゆったりトイレ情報。個人著作物だからこそできる、きめ細やかな配慮があり、これからの旅行誌の手本にもなりそうです。
2010-10-23 21:47
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