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「日常」といっても、内容はどちらかというと「非日常」ですよ [歴史]

 GWの現在、浜松に戻っています。

 4月29日は、堀先生、大学院の先輩の3人で吉野奥千本へ行ってきました。桜は散ってしまっており、ほとんど残っていませんでしたが、わずかな桜を見ることはできました。GW明けに奈良へ戻ってから、写真とともにUPしたいと思います。

 30日は、午後に大神神社の文化講座「三輪山セミナー」へ参加してから浜松へ向かいました。この日も堀先生と一緒でした。
 今回、初めてセミナーへ参加したのですが、講座申し込み用紙の生年月日の欄で元号の選択が「M・T・S」しかなく、「H」がありませんでした。手書きで「H」を書きました。
 会場へ入ると、300人ほどの人がおり、会場の外で講師の話を聞いている人も出るほどの盛況でした。
 今月の講師は奈良大学名誉教授で、古層日本語(大和言葉)が専門の木村紀子先生でした。演題は「サヰという山ゆり草―ホトタタライスケヨリヒメ(神武后)の神域―」です。神武后の名前は『古事記』と『日本書紀』で異なっており、なぜそのようなことが起こっているのかを大和言葉の観点から分析していました。また、神武后の記述に関することで、本文以外にある「割り注」をどのように解釈するのかを説明していました。そこには、大和土着の文化・言語と外から入ってきた文化・言語が関係しており、この違いが記紀に出たようです。

 セミナー終了後、三輪駅からJRに乗り、近鉄で京都まで出て、浜松へ行きました。奈良へ戻るのは8日の予定です。6日は出席すべき授業がないので、浜松に留まることができ、引佐や浜北の見学に行こうと思います。
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